
8月も終わりに近づいてきました。
プレミアリーグ、セリエAは既に移籍市場の窓が閉じていますが、その他は例年通り、8月31日がデッドラインデー。
リヴァプールは補強を行う事は出来ませんが、他リーグへの放出であれば、可能な状態。
移籍が噂されている選手が何人かいますね。
残り時間はあと僅か。この先、何か動きがあるのでしょうか。
2番手GK問題
リヴァプールの移籍の話題で、現在最も注目を集めているのはコレでしょう。
昨シーズンからシモン・ミニョレが移籍を検討しているという噂は、頻繁に耳にしました。
今夏、アリソンを獲得した事により三番手の位置づけに。具体的なクラブの名前も上がり始め、お別れは避けられないと思っていましたが、事態は急転。
ロリス・カリウスをトルコのベシクタシュにローン移籍させた事により、控えのGKがミニョレ以外は10代の若手しかいないという状況に。
これによってミニョレの移籍は事実上消滅かと思われましたが、本人はやはり出場機会を欲しているようで、つい先日も移籍に含みを持たせる発言をしていました。
しかしクラブがこれを拒否したという報道も。
込み入ってきましたね。
ミニョレのためを思えば、快く送り出してやりたいところだけど、いなくなるとかなり困る。
納得の出来る移籍先が見つからないという可能性も、高そうです。
有力とされていたベシクタシュにはカリウス。バルセロナなんて噂もありましたが、控えでしょうからね。
ナポリと交渉中という話もありましたが、破談になった様子。ナポリも今夏、GKを獲得していますからね。
今、焦って正GKを探しているクラブがあるのかどうか。
出来る事なら今シーズンはリヴァプールにいて欲しいですね。カップ戦等で出番もある事でしょう。
ミニョレがいなくなったら一大事です。
少し前にマンチェスター・シティの2番手GKが怪我して、大ピンチになった時、現在フリーの川島永嗣獲得なんて記事が出回りましたね。
万が一、ミニョレが移籍してしまったら・・・
似てると思うんですよね、ミニョレと川島。
ポカ多くて、時々神懸って、足元怪しくて、PK得意で、コミュ力高くて、語学に堪能で・・・さすがに無いか。
てか、ミニョレ残って。
ちなみにカリウスはトルコで元気そうです。
Fly like an eagle… 🦅🦅🦅#LK1 #bjk #beşiktaş #çarsi pic.twitter.com/Ef0HhPmj7H
— Loris Karius (@LorisKarius) 2018年8月28日
ストライカー多すぎ問題
ディボック・オリギの移籍が確実視されていました。ドルトムントと交渉中という有力な情報がありましたが、どうやら破談。
ドルトムントは、バルセロナから買取オプション付きのローンでストライカーを獲得しています。
バレンシアの噂もありましたが、どうもここのところ静かですね。
宙に浮いた状態のオリギ。
リヴァプールには絶対的な存在としてロベルト・フィルミーノ、次いでダニエル・スタリッジ、若いドミニク・ソランケもいます。現在リハビリ中の新星リアン・ブリュースターも怪我が癒え次第、トップチームデビューを果たすのでしょう。
多いな。
実績の上でオリギはソランケ、ブリュースターを上回りますが、今後のプランに含まれるかどうかは微妙なところですね。
一部ではソランケのローンの可能性も言及されているようですが、情報が乏しく、どうなるか本当に分からない状況。
どうにか皆が出場機会を得られる状況を作ってもらいたいですね。
リヴァプールはオリギを出す場合は、完全移籍にこだわっているようですが、移籍金£27mは昨今の状況を鑑みたとしても高すぎる気がします。もう少し値引きするか、ローンも考慮に入れるべきなのかもしれませんね。
控えのウインガー問題
両翼にモハメド・サラー、サディオ・マネというワールドクラスの選手を擁するリヴァプール。
今夏に獲得したジェルダン・シャチリも大きな期待を集めています。
タイプは違えど、その位置でプレー可能なタレントは他にもいます。
綺羅星の如きアタッカー陣。一方で日の目を見ない選手もいますね。
そろそろラザル・マルコヴィッチはなんとかしてやってほしい。4年前の加入以降、4つのクラブへのローンを経験。そろそろ落ち着いてプレー出来る環境を与えてやってほしいですね。
ベルギーのアンデルレヒト、スタンダード・リエージュ、ギリシャのオリンピアコス、スペインのレガネス、ヘタフェといったクラブの名前が上がっているようですが、デッドラインデーを間近にしても、あまり活発な動きは見られません。
水面下で交渉が進んでいるのなら良いのですが・・・
移籍金は約£7mとされています。安く感じるのはプレミアのバブルに慣れきってしまっているからも知れません。金額に関してもある程度の妥協が必要になるのかもしれませんね。
シェイ・オジョの去就も不透明ですね。
サラー、マネには無いパワー。重戦車ドリブラーは面白い存在だとは思うのですが、現状ではトップチームのスカッドに食い込むのは困難か。
移籍金は£15m前後とされていますが、それを満たすオファーが無ければローンも検討するとの事。
2部の多くのクラブが興味を持っているようです。2部はローンだったら8月31日までOKみたいです。
中盤層厚すぎ問題
ナビ・ケイタ、ファイビ―ニョという新戦力を加えた上、ジェームズ・ミルナー、ジョルジニオ・ワイナルドゥムらの既存戦力も絶好調。熾烈なポジション争いが繰り広げられるであろう、中盤。
ベン・ウッドバーンがローンに出されたのも、こういった事情が関係しているのかもしれませんね。
今シーズンこそはトップチームに残るのではなないかと期待されていたマルコ・グルイッチも、ヘルタ・ベルリンにローンに出されています。
ペドロ・チリベジャも出場機会を得るのが難しそうですね。
8月の始めにノルウェーのローゼンボリへの移籍がまとまりかけたようですが、これを拒否。
ノルウェーかあ。もう少し高いレベルでと思うのは当然かもしれませんね。寒いし。
移籍金は£3.5m程。ローゼンボリ破談直後には、スコットランドのセルティックへの噂も出ていました。
セルティックと言えば監督を務めるのは、ご存知ブレンダン・ロジャース。いかにもありそうな話ですね。
スコットランドの絶対王者。本当なら本人としても納得のいく移籍先ではないでしょうか。
報道が出てから3週間ほど経過していますが、具体的な動きはあったのでしょうか。
トラリク問題
えー、主力選手の皆様。ここから先のトラリクは一切受け付けておりません。
もし背中が痛くなった場合は、信用できる医師の診断書を持参してください。またそれによって移籍が可能になるといった事は、一切ありませんので悪しからずー。
さあ、何が起こるか見てみよう!