プレシーズン vsレスター

投稿者: | 2017-07-23

昨日行われたプレシーズンマッチ、レスターとの一戦は2-1、リヴァプールが勝利しています。
リヴァプール、レスター、クリスタルパレス、ウェスト・ブロムウィッチの4チームで行われたアジア・トロフィーというこの大会。
リヴァプールの優勝で幕を閉じました。
ユルゲン・クロップ体制初のタイトル獲得となった、この試合の模様を表彰式を含め、振り返りたいと思います。

試合の流れ

やはり決勝という事があってか、プレシーズンとは思えない真剣勝負となりました。
レスターの当たりの強さには結構ヒヤリとしましたね。

先制点を奪ったのはレスター。サイドを完璧に崩され、クロスを上げられてしまいました。
まあ、これくらい激しい試合になってくると、リヴァプールが失点するのは割りと普通。税金みたいなもんですね。
ファン・ダイクが来たとしても、守備はある程度ザルなんじゃないかと思います。

もちろんリヴァプールも黙っていません。
すぐさま同点に追いつきます。フェリペ・コウチーニョとの見事な連携からのモハメド・サラー
すでにチームにばっちりフィットしています。とても新加入とは思えません。スピードだけでなく、頭もすごくいいんでしょうね。

さらに前半のうちに追加点が生まれます。
1点目をお膳立てしたコウチーニョの得意のスーパーミドル!
とんでもないゴラッソなんだけど、なんだか見慣れた感もありますね。

見応えのある前半でしたが、心配な点が一つ。
ジェームズ・ミルナーが途中でピッチを退いています。
腿のあたりをさするような仕草をしていましたが、そのままベンチに座っていたので、恐らく重傷ではないと思います。しかし、この先もプレシーズンの日程は過密なので、無理はしてほしくないですね。

後半に入り、交代選手が次々と登場します。
その中で特に印象的だったのが、ダニエル・スタリッジでしょうか。キレキレなステップを披露していました。
惜しくもゴールはなりませんでしたが、それも時間の問題でしょう。
マルコ・グルイッチもゴールにはなりませんでしたが、アクロバティックなジャンピング・ボレーを魅せてくれました。見ていて面白いプレーをする二人。結果もついてきて欲しいですね。

また前の試合、ゴールキーパーはシモン・ミニョレがフル出場しましたが、今回はロリス・カリウス。
危ないシーンもありましたが、果敢な飛び出しもありチームを救っています。

モレノとフラノ再び

個人的に気に掛けている二人。

まずはアルベルト・モレノ。
ミルナーが怪我で退いた事によって、急遽前半から出番が回ってきます。
これがモレノにとって運命の分岐点となったか!?
コウチーニョの得点、もちろん凄いシュートだったけど、モレノのコウチを追い抜く動きが、相手選手を二人ほど引き付けているという事も見逃せません。

ピッチ内外でコウチと相性抜群のモレノ、実は結構チームの浮沈の鍵を握っているかも?

かつてルーカス・レイヴァが移籍決定寸前のところで怪我人が出て、急遽巡ってきたチャンスをきっちり活かし、移籍から一転、残留という事が何度かありました。
なにか持ってる。アンフィールドの神に愛されてるんじゃないかと思いました。

ルーカスが移籍した今、アンフィールドの神の新たなお気に入りはモレノか?
まだまだ彼から目が離せません。

一方、ジョン・フラナガン。
後半の早い時間帯で、途中交代の選手が次々とピッチに送り出されるなか、フラノの出番は85分過ぎ。当然、見せ場を作る事が出来ませんでした。
心なしか表彰式でも浮かない表情だったような・・・
試合勘もだいぶ鈍っているだろうし、もう少し辛抱強く使って欲しいですね。

表彰式

プレシーズンの、しかも僅か2試合だけという大会でしたが、やっぱり嬉しいですね、優勝。

クロップが一番嬉しそうかも。リヴァプールでの初タイトルおめでとう!

トロフィーの形がビッグ・イヤーならぬスモール・イヤー。

ちゃーんぴょーーんず

トロフィーを手渡され「え?俺すか?」と照れくさそうなベン・ウッドバーン。微笑ましい光景です。

こんな事もありました。

メダルを渡す人から、握手をスルーされるシモン・ミニョレ。
多分、あのオジサン、カリウス派なんでしょう。

さてプレシーズン全8試合の4試合を終え、ちょうど折り返し。
ここからはヨーロッパに戻り、バイエルン・ミュンヘンを始めとした名門と対決が待っています。プレシーズンとは言え楽しみは続きますね。

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