待望のLBはマジメ系イケメン

2017-07-23

昨年からリヴァプールの重要補強ポイントと指摘されていましたが、結局誰も獲らなかった左サイドバック。
ついに決まりました。アンドリュー・ロバートソン、スコットランド出身の23歳。背番号は26番。
どんな選手なのか簡単に綴ってみたいと思います。

ハル・シティから加入

2014年から2017年までハル・シティに所属。2016年のプレミア・リーグ昇格にも貢献しています。
しかし1年で降格。
今回の移籍にも、より高いレベルでという理由もあったのでしょう。そうCLが待っています。

同じプレミア・リーグという事で昨シーズン、2度対戦しているハズ・・・

しかし申し訳ありません。ワタクシ、この選手の事・・・

まったく記憶にございません。

おかしいな。ちょっと振り返ってみよう。

ふむふむ。まず最初の対戦はアンフィードにて、
5-1で勝利。
あら木っ端微塵。
まーマネとかにキリキリ舞いにされてたんでしょ。しゃーないよ、よく頑張ったんだと思うよ。

アウェーでの二度目の対戦は、
0-2で敗北。
!?
そ、そんなハズは。ますます・・・

まったく記憶にございません。

あ、あれだ。この試合、マネ出てなかったんだろ!?あのドン底だった時期だ!
と、おもったらこの試合、マネ出てる!ヘンドも。

ベストメンバーに近いじゃん。この布陣のリヴァプールを完封するとは、
やるではないか。

まあまあイケメン

見ての通り、端正な顔立ちですね。
しかしカリウスのような危険な魅力も、ララーナのようなエレガントさも無く、地味で実直な印象。
リヴァプールの中では、タイプ的にヘンドに近いかな?

いいじゃないですか。献身的に仕事をこなしてくれそう。

見よ、ボタンをきっちり上まで止めた、この着こなし。英国~って感じですね。

Proud wee brother yesterday ❤️👨🏻‍🎓

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A great day topped off with meeting a boyhood hero! Lubo ☘️

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普段からしっかりした格好してます。

決して派手ではないけど、安心感があるマジメ系。ひっそりと人気を集めるかもしれません。

ニックネーム

アンディとロボ、2パターンあるようです。
個人的にはロボの方がいいかな。
アンディはキャロルもいたし、なんかヤンチャなイメージ。
ロボの方が実直な印象ある。

ま、リヴァプールファンの中でアンディの方が優勢と見たら、あっさり乗り換えますが。

サクセスストーリー

4年前まで、スコットランド4部のアマチュアクラブでプレーしていたロボ。
その当時はスーパーのレジ係として働いていたようです。
そこで才能を認められ、スコットランド一部、ダンディー・ユナイテッドに移籍。スコットランド代表にも選ばれています。
そしてプレミアリーグのハル・シティに移籍。
ハルは降格してしまいますが、ロボはさらにステップアップ。
チャンピオンズリーグの舞台へと帰還するリヴァプールに加入。

わずか数年の内にスーパーのレジ係が、代表選手、そしてCLの舞台にも立とうとしている。

こういうサクセスストーリーは元リヴァプールのリッキー・ランバート、レスターのジェイミー・ヴァーディを思い出しますね。

残念ながらリヴァプールでは活躍出来なかったランバートの分まで、夢を見せてほしい。
それにロボは23歳。ヴァーディーよりもっと大きな夢を叶えられるかもしれません。プレミアはもちろんCLも。これから幾つものタイトルを獲得出来るチャンスがリヴァプールにはある!

入れ替わるように

ロボ獲得とほぼ同時に、リヴァプールのケビン・スチュアートのハル・シティへの移籍が発表されました。

クロップ就任後に台頭してきた選手。まだまだこれからの若手のイメージがありますが、23歳。
そろそろ安定した出場機会が欲しいところですね。
昨シーズンは怪我もありましたが、ほとんど試合に出られませんでした。賢い選択かもしれません。

がんばれよ!プレミアに上がって来い!

3人目、そして

ドミ二ク・ソランケ、モハメド・サラーに続く3人目の補強となりました。
サラーの加入から約1ヶ月。随分と待たされました。

移籍金は£8mとされています。昨今の移籍金の高騰を考えると、随分とお買い得ですね。
重要ポイントだったLBを安く補強出来た事によって、他のポジションに大金をつぎ込む事が出来るのか?

噂に上がっているファン・ダイク、ナビ・ケイタというビッグ・ディールが実現するのでしょうか。

来るものあれば、去るものあり。
この補強の影響をもろに受けそうなのが、同じ左サイドバックのアルベルト・モレノ。ロボの移籍が確定し、モレノの放出の話が一気に進むだろうとされています。

どうなるか・・・
どうやらロボは攻守に渡り、安定感があるタイプのようです。モレノにはまったく無い要素ですね。
しかしスピードやパンチ力はモレノの方が上でしょう。
ここはどうでしょう。普段使いはロボ、一か八かの攻勢に出るときはモレノという使い分けは。

そしてもう一人気になるのが左サイドバックとしても起用されているジョン・フラナガン。彼の現在の立ち位置は右サイドバックの3番手、左サイドバックはモレノと同率くらいで3番手といったところでしょうか。
かなり微妙な位置だと思います。フラノが左右のバックアッパーとして計算が立つなら、ジェームズ・ミルナー、トレント・アレクサンダー= アーノルドの使い方にも幅が広がりそうですが。

ひとまずは、ようこそロボ。がんばれ!そして皆がんばれ!

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