復活のサウサンプトン戦

2017-11-19

深夜に行われたプレミアリーグ第12節、サウサンプトンとの試合は3-1でリヴァプールの勝利!
これでリーグ戦3連勝。しかも3試合で10得点1失点と素晴らしい成績。仕上がってまいりました。これは完全復調でしょうか。気持ちよく試合の内容を振り返りたいと思います。

ちょっと不安なスタメン

事前の情報通り、ジョエル・マティプは欠場。ナサニエル・クラインも長期離脱中。
トレント・アレクサンダー=アーノルド、デヤン・ロヴレン、ラグナル・クラヴァン、アルベルト・モレノというディフェンスラインは結構怖い。

でも大丈夫だ!リヴァプールには代表戦で日本を完封した、ベルギー代表シモン・ミニョレ神がいる!

アダム・ララーナの復帰はお預けとなりましたが、フェリペ・コウチーニョサディオ・マネの二人が帰ってきて攻撃はかなり期待出来そうです。

しかしマネは怪我が完全に癒えているのかちょっと心配。

一方のセインツ。注目のビルヒル・ファン・ダイク、スタメンで出てきました。しかし吉田麻也はベンチ。セインツさんはCBの層が充実してらっしゃるんですね。

順調な前半

立ち上がり。相手に抜け出されそうになる、ちょっとしたピンチ。

おいいい!ロヴレ~ン!ミニョレ~!

いや、ロヴレンがコースをブロックして、ミニョレが落ち着いてキャッチしたのか。
ちゃんと仕事したんだった。

スマン。君らが揃って関与すると、やらかしたように見えるんだ。

セインツの攻撃には迫力がなく、まあ何とかなりそう。

ヒヤリとしましたが、やはりセインツはドロー狙いか。攻撃に積極性を欠きます。リヴァプールが圧倒的にボールを支配するという予想通りの展開です。

果敢に攻め上がりペナルティエリアに侵入するアーノルド。かなり体格差のあるファン・ダイクにも怯みません。そいつ数ヵ月後に仲間になるかもしれないから挨拶しとけ。
ボールがこぼれところをモハメド・サラーが拾ってチャンスになりますが、惜しくもゴールならず。

逆サイドのモレノも元気です。スピードがあり攻撃に強みのある両サイドバック。見ていてワクワクしますね。守備もしっかりな!

左サイドを駆け上がったマネがドリブルでDFを引き剥がし、サラーに高速クロス。しかしこれはミートし切れず。しかしマネ速い。

程なくして今度は右にいたマネが、ジョルジニオ・ワイナルドゥムに優しくパス。ジニが強烈なシュートを放ちますが、これはGKがナイスセーブ。

マネ、左へ右へ。縦横無尽の大車輪です。ホントに怪我してたん?さては仮病で代表を早退したな!?

さらにコウチも得意な位置からスピードのあるシュートを放ちますが、これは枠の外。しかしゴールが生まれるのは時間の問題か。

クラヴァンロベルト・フィルミーノが高い位置でボールを奪い、ジニへ。
ジニがサラーへ。サラーがエリアの外からカーブをかけた素晴らしいシュート。

先制!

サラー、この1、2ヶ月で絶対シュート上手くなってる。

さあ、ここから大量点!と思っていたら、相手にあっさりクロスを上げられ、中央の選手はフリー。

いやあああー!

しかしミニョレ。相手にぶつけられ体勢を崩しながらもしっかりパンチングで逃れました。
ハイボールの処理ちゃんと出来ました。これがベルギーの守護神。クルトワはもはや過去の人。(妄言)

ピンチの後にチャンスあり。
コウチの素晴らしいスルーパスに反応したサラー。キーパーをしっかり見て流し込みました。

2-0。

これが見たかったんだよ。
プレシーズンで試してたヤツ。色々あって(主にバルサのせい)おざなりになってたけど、ついに攻撃の完成形が見えて来たか!

2-0で前半終了。

押し切った後半

相変わらず元気なマネ。ゴールにはなりませんでしたが、エリア内で強引に二人をぶち抜く、ちょっと目を疑うようなプレー。仮病だ、絶対仮病だ。

アーノルドのコウチばりのスルーパスに、フィルミーノ。
ドリブルで切り込んだコウチと立て続けにシュートを放ちます。

そしてフィルミーノマネからボールを受けると、反転して強烈なシュート。キーパーが弾いたボールをコウチが突き刺します

おいおいって感じのダイクさん。もう来ちゃいなよ。

3-0。

コウチも完全復調でしょうか。そしてフィルミーノ。ゴールは決めていませんが、1点目と3点目は彼の働きが大きい。

フィルミーノも決めてほしいですね~。
ジョーダン・ヘンダーソンからのパスを受け、ドリブルで切り込み放った低い弾道のシュートは僅かに枠の外。

ヘンドも怪我の心配がありましたが、かなり走っていたしパス、ドリブルともに光るものがありました。

交代は大体いつも通りの時間帯にまずはコウチ。
コウチって結構、はぼ試合が決まった後の交代でも不満そうな顔してたけど、この日は笑顔。メンタルの充実が窺えますね。

続いてマネ。
仮病がバレるから一応下げとこ。

そしてサラー。
ハットトリックの期待もあっただけに少々残念。本人もちょっと不満気だったけど、クロップとハグする時は笑顔でした。

3-0で試合終了。

3点、どのゴールも素晴らしかった。
そしてクリーンシートで終えられた事も大きいですね。
不安だったクラヴァン、ロヴレンコンビ頑張ってくれました。
アーノルドはいい意味で若さが全面に出ていましたね。
モレノはこの試合ではアーノルドほどには目だっていなかったけど、もしかして安定感が出てきた?

ミニョレもあんまり仕事無かったけど、要所要所はしっかり締めてくれました。しかもバックパスを受けたところを詰められますが、トリッキーなフェイントでかわすというエンターテイメントも忘れていません。

怖いんだけど、何故かクリーンシートを達成するという謎の守備力が帰ってきました。

そしてモレノは試合当日に子供が誕生。おめでとう!

さて3-0。完勝となったワケですが、君は何を思う?

この記事が気に入ったらシェアしてね!

Written by

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

メールアドレス、ウェブサイトの入力は任意です。
入力いただいたコメントは承認後に表示されます。