日本時間、明日の早朝、チャンピオンズリーグプレーオフ2ndレグ、ホッフェンハイム戦がキックオフとなります。
アウェーでの1stレグに勝利し、かなり有利な状況でのホーム、アンフィールドでの試合となりますが、油断せず綺麗に勝って本戦進出を決めたいですね。
アンフィールドでのCL
まだプレーオフとは言え、リヴァプールにとっては14-15シーズン以来のCL。久しぶりにアンフィールドにCLのアンセムが鳴り響きます。
現地のKOP達は大きな感慨を持って迎え入れる事でしょう。スタンドはいつも以上に、熱い空気に満たされるのではないでしょうか。
ホッフェンハイムを率いる若き智将、ナーゲルスマン。
決して侮る事が出来ない相手ですが、欧州の戦いは今まで未経験。
初めての国外のアウェーゲームがアンフィールドとはお気の毒様。
12人目の選手の手ごわさを思い知ってもらいましょうか。
ここで興味深いデータを。
ホッフェンハイムは昨シーズン、ホームでの試合は17戦無敗。1stレグのリヴァプールとの試合で、久々に本拠地の土を付けられています。
ホームで無敗にも関わらずブンデスリーガ4位という事はつまり・・・
おうおうおう、なんだお前ら内弁慶か！？ビビってんのか！？
はい、昨シーズンアウェイの成績はといいますと、5勝4敗7分け。
決して強豪とは言えない数字ですね。
それもそのはず、ホッフェンハイムというのはドイツ南西部、フランスとスイスに国境を接するバーデン＝ヴュルテンベルク州にある人口約3250人の小さな街。
アウェイゲームに遠征するサポーターの数は、かなり少ないのではないでしょうか。
この田舎っぺ大将め！
全体の成績を見ても16勝4敗14分けと負けはしないものの、勝ちきれない試合が多くなっています。
1stレグで見せた決定力のポンコツっぷりを見ると、さもありなんというところでしょうか。
初めての国外アウェイで、2点以上が必要で前掛かりにならざるを得ない状況。
しかもアウェイ苦手。
アンフィールドで迎え撃つリヴァプールにとっては、やりやすい相手かもしれません。
KOPの赤い海に飲まれてしまえ！
ただ少々気掛かりなのが、昨シーズン4得点以上の試合が6回、うち3回は5得点と固め打ちをする傾向がある事。
また、4連続引き分けの後、5連勝。その後、3連続引き分けと波が激しいようです。
いいリズムに乗せると厄介なのかもしれません。早い時間に先制点を取って、出鼻を挫いてしまいたいところですね。
英雄の卵
1stレグで衝撃の直接FKをぶち込み勝利の立役者となったトレント・アレクサンダー＝アーノルド。
地元出身、アカデミー育ちのレジェンド候補の活躍にKOPも大いに喜んだ事でしょう。
先週末のクリスタル・パレス戦は完全休養だったため、明日の試合がアンフィールドへの凱旋となります。
盛大な拍手を持って迎えられる事でしょう。
ここで更に本選進出へ導くような活躍をすれば、伝説の序章として末永く語り継がれる事になるのではないでしょうか。
恐らく彼は「持ってる」選手。きっと何かをやってくれるでしょう！
アウェイゴールを活かせるか
アウェイの1stレグで2点を奪い臨む、セカンドレグ。
例え得点を奪えなくても、1失点までなら勝ち抜けが決まります。
守り勝つつもりなんて、さらさらないとは思いますが、やはりDF陣にも期待。
この試合のスタメンはどうなるか。
恐らくは1stレグと同じメンバーになるのではないでしょうか。
つまり、
アルベルト・モレノ、デヤン・ロヴレン、ジョエル・マティプ、トレント・アレクサンダ―＝アーノルド。
うん、メッチャ不安。
特にモレノ、ロヴレンの凸凹コンビ。1stレグでもかなりやられてましたからね。
加えて、ここのところずっとスタメンで出ているマティプのコンディションも心配です。
アーノルドの守備はまだまだ粗削り。
うーん、これは2-0で完勝とか、安心の展開は期待出来さそうですねえ・・・
だってリヴァプールですもの。
お約束遂行率に関して圧倒的な数字を残す、妙に律儀なこのチーム。
今回もキッチリとヒヤヒヤさせてくれるのではないでしょうか。
この際、前半にポカして失点するけど、後半にモレノの独走ドリブルからの弾丸ミドルか、ロヴレンのCKからの一撃で勝ち抜け決定！みたいな劇的な展開を期待しますか！
モレノ！ロヴレン！寿命の幾何かを差し出すから、強烈なヤツ頼む！
冗談はさておき、本当にこのメンバーだったらかなり不安だな。例えば中盤に気の利くジェームズ・ミルナーあたりがいれば少しは安心出来るけど。
ミルナー先生、アイツらのお守りお願いします！
さあ行くぞ！勝ち抜けだ！