早朝にホーム、アンフィールドで行われたチャンピオンズリーグ、NKマリボルとの試合は3-0。リヴァプールが勝利しました!
先週末のリーグ戦に続く勝利。CLだけに限定してもアウェイのNKマリボル戦に続く勝利。文句なしの連勝です。8月以来、本当に久々の連勝となりました。
ゆったりした前半
週末のリーグ戦同様、エンジンが掛かりきらない立ち上がり。案の定、引いて守るNKマリボルをなかなか崩せません。
おーいマリちゃん、遊ぼーぜー。
引きこもるマリちゃん。ペナルティエリア内に選手が密集しています。攻めはするもののなかなかシュートまでいけません。
ならばと敵陣深くまで上がってきたアルベルト・モレノとトレント・アレクサンダー=アーノルドの両サイドバック。クロス祭りを開催しますが、それでもマリちゃんは頑な。ゴールは固く閉ざされたままです。
支配率は圧倒的にリヴァプール。ほとんどの時間が敵陣で経過していきます。
今日もやっぱり暇人のキーパー、ロリス・カリウス。
ごめんね。暇が一番疲れるよね。
ピンチらしいピンチは無く、かといってチャンスらしいチャンスもなく、淡々と前半終了。0-0。
早起きした日本のファンにはちょっと辛い展開です。
やっぱり目覚めた後半
この淡々と過ぎた前半。先週末のリーグ戦と似ていますね。ならば後半、一気に目覚めるか?と思っていたらやっぱり。
後半開始直後、均衡を破ったのはモハメド・サラー。
アシストはアーノルド。クロス祭りが功を奏しました。
あっさり決めたように見えたけど、よく見たらなんか難しそうでした。
一対一とか結構外すのに、難しいシュートは簡単に決めるサラー。
その直後、ペナルティエリア内でロベルト・フィルミーノが倒されPK獲得。
さて、今日は誰が蹴る?
サラー?フィルミーノ?
いやいや、結局この人になるんだって。ジェームズ・ミルナー。
PK不敗神話あるし、これ決めちゃえばマリちゃんは集中力切れるだろうし、勝負あったな。
先生、お願いします!
あんれ~
まさかの失敗。こんな事ってあるんですね。これは相手GKを褒めるべき。
フィルミーノ、サラーに続き、先生までも・・・ここのところPK運の無いリヴァプール。うん、こんな事だってあるんです。気を取り直していこう。
これで気を良くしたか、マリちゃん遂に出てきました。リヴァプールDFは油断していたか、簡単にピンチになります。
おいおいボサっとすんな!
完璧に枠を捉えた強烈なミドルシュート!
よーし、お待たせカリウス。仕事来たぞー!
ナイス!ってほどでもないけど、きっちりセーブ。ご苦労。その調子で頼む。
しかしマリちゃんの反撃はここまで。
ここまでだって。ごめんなカリウス。
再び一方的なリヴァプールペース。
クロス祭りへの警戒からか少々、真ん中には隙が生じていたのかもしれません。エムレ・ジャンとミルナーが連携で中央突破。
そしてジャン!強烈!
2-0。
この1点はマリちゃんにとっては絶望的か。しかしまだまだ攻撃の手を緩めないリヴァプール。
この直後にダニエル・スタリッジが投入された気がします。でもピッチでほとんど見かけなかったので気のせいかもしれません。
やはり地力の差があり過ぎたか、攻め手を欠くマリちゃん。
カリウスー。今日はもう忙しくならなそうだし、早めに上がる?
リヴァプールも試合を締めにかかるような展開ですが、最後にもう一ヤマ。またしてもクロス祭りが功を奏します。
モレノのボールを相手がクリアしそこね、こぼれたボールを拾ったのはスタリッジ。確実に仕留めて3-0。おお、スタリッジやっぱりいたのか。どこ行ってたんだ?
消えてる事も多いけど、こういうの確実に決めるあたり、やっぱりスタリッジですね。そのまま試合終了。
前半は不満の残る戦い方だったけど、終わってみれば完勝。3得点でクリーンシートは上々の結果でしょう。マリちゃん相手の10点荒稼ぎは得失点差の面でも大きな意味を持ちそうです。さあ、グループステージはあと2試合。決勝トーナメント進出が見えてきました!
NKマリボルに敬意を
この試合、遠くスロベニアから応援に駆けつけたマリちゃんのファンも多く見られました。グループステージ突破は絶望的な状況にも関わらず、わざわざイングランドにまで。
そして最後まで諦めずに声援を送っていました。こういったファンには本当に頭が下がりますね。
負けたにも関わらず、試合終了後、整列して声援に応える選手達も素晴らしかった。
感動しました。ありがとうマリちゃん!