【感想】心臓破りのレスター戦

2019-10-06

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本当に心臓に悪い試合でしたが、何とかなりました。
6日、ホーム、アンフィールドで行われた19-20シーズン・プレミアリーグ第8節、レスター・シティとの一戦は2-1でリヴァプールの勝利!
本当に、本当にギリギリのところで勝点3をものにしました。死ぬ方と思った…

スタメン

CLでジョー・ゴメスがパッとしなかったためか、デヤン・ロヴレンがスタメン。
中盤も、ジョーダン・ヘンダーソンではなく、ジェームズ・ミルナーを起用してきました。
取り合えずロヴレンが、ボケッととしてるところを裏抜けられるってのが心配。

前半

現在3位と好調のレスター。その強さは本物のようです。
アンフィールドの雰囲気に臆することなく果敢に攻めてきます。
かつてリヴァプールを率いたブレンダン・ロジャース。遠慮は無さそうです。
サイドを深く抉ってくるも、マネが素早い戻りでブロック。
この試合はいつもの左ではなく、右に配置されています。守備の強度を考えてのことのようですね。ロヴレンのお守り説もあり。でも、ロヴレンも結構頑張ってます。

トレント・アレクサンダー=アーノルドが、ラインギリギリでボールをキープしてクロス。
ミルナーが走り込んでくるもミートし切れず、シュートは力なく枠の外へ。

もう一度、アーノルドのクロス。今度はロベルト・フィルミーノが飛び込むも、これもミートし切れず。

自陣深くからのミルナーのボールに、飛び出したマネ。相手の素早い寄せもなんのその、ゴールに向かって一直線。GKをよく見て流し込みました。

1-0。

速い。そして冷静。

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マネを抱きしめるビルヒル・ファン・ダイク。
よく決めたけど、そこまでか?

フィルミーノが相手3人くらいに囲まれながら、マネにラストパス。シュートは枠を捉えるも、これはGKが落ち着いてキャッチ。

リヴァプールは何度かチャンスを作りながらも、追加点は奪えず。対するレスターはシュートこそないものの、決して防戦一方という展開ではなく、少しでも隙を見せたら、一気に襲い掛かってきそう。
緊迫した展開です。

1-0で前半終了。

後半

いきなりアーノルドのクロスが、モハメド・サラーに届くも、GKの好守に阻まれます。

マネサラーのパス交換。マネが一気に加速してゴールに襲い掛かるも、シュートは枠の外。

アーノルドの速いパスが、ゴール前のフィルミーノへ。
絶妙のトラップでボールを止めると共に反転。美しい。しかし、シュートは僅かに枠の外。

点が入らん。

レスターも中央付近からのパス1発でチャンスを作るも、アドリアンが落ち着いて対処。

アンドリュー・ロバートソンが、フィルミーノ、サラーとパスを交換しながら前進。
ゴール前でフリーで受けた!突進。シュートの威力は十分だったけど、GK正面。

レスターもチャンスを作り、まったく気を抜けない展開。ファビーニョが長い脚を伸ばして、ピンチの芽を摘み取ってます。

80分を回ろうかという頃、リヴァプールはジョルジニオ・ワイナルドゥムとフィルミーノに替え、ジョーダン・ヘンダーソン、ディボック・オリギを投入。

その直後。

ファビーニョの執拗なチェックをかわし、ファン・ダイクの警戒網をすり抜け、ロヴレンのブロックの上を抜け、ぶち込まれました。
アドリアンが触れてはいましたが、ボールの勢いを殺しきれず。

1-1。

土壇場で同点に追いつかれました。

しかし、まだ10分はある。奇しくもオリギを入れたばかり。絶対何かが起こる!

オリギ、めっちゃ何かやってくれそう。独特のリズムで切り込みCK獲得。
頼む、ファン・ダイク。ロヴレン。

ロヴレンのヘッド。叩きつけすぎた~。

アーノルドのショートコーナーからロボ。ファン・ダイクの頭にピタリか!?
今度は叩きつけ足りなかったか、シュートはクロスバーを越えていきました。

攻め立てるリヴァプール。凌ぐレスター。
おい、ロジャース!リヴァプールの時、もっと守備ザルだったじゃん!CKの度に失点したたじゃん!

焦るリヴァプールにアクシデント。サラーが負傷退場です。
いよいよオリギの神通力に頼るしかなくなってきたか…

オリギ、跳ねるようなドリブルで前進。狙い済ましてパス。走りこんだのはマネ。エリア内。決定機到来か!?倒された!PK!

レスターの猛抗議。VAR発動。

審議開始…

ドキドキ…

判決は!?

PK!

ありがとうございます!!!

VAR、試合の流れを止めるって批判が多いけど、むしろ絶妙な間を作ってんじゃん。
なんだこのエンターテイメント性は。クイズミリ○ネアのみ○もんたとかに、通ずるものがあるぞ。

さて時計は90分を回りました。ラストチャンスか。
キッカーはもちろんミルナー。

ミルナーとはいえ、このプレッシャーのかかる場面。見てる方は死にそう。

決めた!

2-1。

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おい、20番。お前メッチャ邪魔!

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この貫禄。落ち着きすぎ。

その後、レスターの最後の反撃を凌ぎきり、タイムアップ。

2-1で試合終了。

リーグ戦の1試合。それでここまで死ぬ思いするとは…。
両チームとも、選手達もかなり気合が入っていたようです。

乱闘。どうもロボが相手選手とぶつかったのが、原因のようです。ロボ、もしやわざとか?
ミルナー、ファン・ダイク、アドリアンらが宥めに入ってますが、そんなのそっちのけでイチャつく、マネとクロップ。マネがよく抱かれる日だ。

そしてキャッキャするロヴレンとアドリアン。

難敵相手の劇的勝利。みんな調子に乗るのも無理はありますまい。

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