今シーズン初のビッグマッチ、そして首位決戦という大一番。
25日、ホーム、アンフィールドで行われた19-20シーズン・プレミアリーグ第3節、アーセナルちの一戦は3-1でリヴァプールの勝利!
これで、全勝はリヴァプールのみ。首位でございます!
前半
開始早々、アンドリュー・ロバートソンのクロスに滑り込んだロベルト・フィルミーノ。わずかに合いませんでした。ゴールが生まれる雰囲気はモリモリですね。大量点あるか?
しかし、中をガッチリ固めて、リヴァプールの攻勢を凌ぐアーセナル。
ああ、もうエリア内、人いっぱい!ゴチャゴチャしててワケ分からん!
しかもこれ!
マテオ・ゲンドゥージとダビド・ルイスのWモップ。
ただでさえ、密集してて状況把握しにくいのに、二つのモコモコがワッサワッサいうもんだから、見えにくいったらありゃしない!
戦況そっちのけで、モップを気にする人々。
実況もネット民も、そして恐らく選手達も・・・
釘付けです。
ま、まさか、これは新手のかく乱戦法なのか、モップに視線を集めておいて、水面下では恐ろしい作戦が進行しているのかもしれない・・・
いかん!早く目を覚ませ!
やはりそうか!隙を突いて鋭いカウンターを発動させるアーセナル。
アホみたいな作戦だけど、結構効果的かもしれん。だって、あのワッサワッサやたら気になるし、ブラインドとなってゴールを守る役割も果たしている。
そりゃ、こうなる。
ウナイ・エメリ恐るべし。
攻め込めど攻め込めど、モップの向こう側に到達できず。むしろ決定機の数では、アーセナルの方が上か。
アドリアンの活躍が光ります。この日は普通にいいGK!
前半はスコアレスのまま終了かと思われた、40分過ぎ。お馴染みトレント・アレクサンダー=アーノルドのCK。
ビルヒル・ファン・ダイクが厳しいマークを受ける中、フワッと飛び上がったジョエル・マティプ。
しっかり捉えました。
1-0。
やたらと滞空時間が長そうなジャンプ。マティプのフワフワ感は、他のCBには無い個性ですね。
いい時間に先制点を手にしました。
1-0で前半終了。
後半
さて、Wモップ作戦にも慣れてきただろうし、後半、更に突き放したいところ。
アーノルドが、エリア内のフィルミーノに鋭いボールを供給。フィルミーノはワンタッチでサラーへ。抜け出すサラー。
おっと、ユニフォーム引っ張られました。PK獲得。やっちゃったのはダビド・ルイス。背後からではモップのかく乱効果も期待出来ず、思わず手が出ちゃった格好でしょうか。
サラーが自ら決めて追加点ゲット。
2-1。
更に攻め立てるリヴァプール。フィルミーノにも、抜群のテクニックを駆使した惜しいシュートがありました。サディオ・マネも元気です。
みんな、アーセナル戦を得意としている3トップ。次にゴールを陥れるのは誰か・・・
ファビーニョの長いパスに反応したサラー。
ダビド・ルイスをスルッとかわすと、そのままぶっちぎり。ゴール隅へ冷静に決めました。
3-0。
サラー凄かったけど、ダビド・ルイスは不用意でしたね。完全にダメな時のヤツです。モップ作戦は一定の効果があったものの、肝心の本体がポンコツでした。
得点も大事だけど、失点しない事も大事。今シーズン初のクリーンシートで試合を終わらせたい。
ファン・ダイク、マティプのCBコンビ、安定しております。ファビーニョのタックルも効いてますね。
さあ、3-0のザ・完勝は目の前!
あらら。
ゴール前でちょっとバタついたか。
3-1。
こうなると突然脆くなるのが、かつてのリヴァプール。しかし、今のチームはちょっとやそっとじゃ揺らぎません。まあ、そこそこ危ないシーンはあったけど、なんとか切り抜けました。
終盤にはアダム・ララーナをトップに置くという謎の試運転。余裕を持って試合を畳みました。
3-1で試合終了。
全勝対決は文句なしでリヴァプールの勝利。首位に立ちました!