色々ありましたね。
17日、アウェイ、セント・メリーズ・スタジアムで行われた19-20シーズン・プレミアリーグ第2節、サウサンプトンとの一戦は2-1でリヴァプールの勝利!
ある意味、非常にリヴァプールらしい試合でした。
前半
ジェームズ・ミルナーのミドル、アッレクス・オックスレイド=チェンバレンのクロスなど、チャンスはあれど、点に結びつかず。
むしろ危ないシーンの方が多くない?頑張るアドリアン。
CKから吉田麻也に至近距離で放たれたシュートも、ギリギリでセーブしました。
クロスも結構ポンポン入れられてます。プレシーズンからずっとザル気味な守備。なんかかつて良くみた光景。ちょっと前のリヴァプールが戻ってきてしまったのでしょうか。
そういえば、こんな事も。
相手と接触して怪我するミルナー。前にも見たヤツ。まあ、ミルナーなら大丈夫でしょう。
カウンターも不発だし、前半は取りあえず失点しなきゃいいかな~、ハーフタイムに怒られてきて~、なーんて思ってたAT。
敵陣深くでのスローインから、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ミルナー、そしてサディオ・マネ。エリアに入るギリギリあたりの位置で右足一閃。一直線に伸びるキャノン砲。有無を言わさぬ個の力。
やはり強いチームには、こういう独力で試合を動かせてしまう選手がいる!
あ。セインツ様から頂いた選手でした。申し訳ありません。
1-0。
またロベルト・フィルミーノのパフォーマンスの真似。
若干のアレンジは加えられているものの、パクリはパクリ。呆れ気味に駆け寄る二人。
いい時間帯に先制点を手にしました。
1-0で前半終了。
後半
先制したけどやっぱりハーフタイムに怒られたのか、元々そういうプランなのか、後半開始から明らかにパフォーマンスが向上しています。
突っ走るモハメド・サラー。トレント・アレクサンダー=アーノルドの攻撃参加も目立ってきました。
完全にリヴァプールペース。セインツ側の打開策は…
元リヴァプールのダニー・イングスが投入されました。
嫌な予感。こういうの、無駄に恩返し弾喰らっちゃうのが、リヴァプールあるある。
しかし、直後。
ジニのスルーパス反応するマネ。中央に折り返すと、そこには走り込んできたフィルミーノ。決定機。シュートは僅かに枠の外。
セインツはもう一枚交替のカードを切り、巻き返しを図るも、更にその直後。
またしてもマネから、フィルミーノ。ドリブルで運びながら、タイミングを見計らいシュート。今度は完璧。
2-0。
パクられたら、新しいのをやるまでよと言わんばかりの新パフォーマンス。シャイなマネにこれが真似出来るか!?
さて、これは勝負ありか。
アンドリュー・ロバートソンの惜しいシュートもありました。
セインツの監督ガックリ来てるし、後はボッコボコよ!なんて思ってちゃったんですよ。2-0は危険なスコアという言葉を、いっつも簡単に忘れるちゃうんですね~。それ以上にリヴァプールというクラブの特性を忘れていました。
アドリアンの不用意なキック。そこに詰めたのはイングス。
はい、お約束。
2-1。
そして、浮き足立つまでが様式美。
そこからの約10分が地獄。襲い来るイングス。
ATのセットプレーであわや同点という伝統芸まで、飛び出しました。
寿命が削られていく。
死ぬ思いでなんとか辿りついたフルタイム。
2-1で試合終了。
いやあ、これぞリヴァプールの試合でしたよ。CL獲っても変化無し!ネタクラブ健在!平常運転です!
アドリアンはやらかしちゃったけど、あれはまあ天の配剤というか、一度はやらかすように出来てるんです。
改めてリヴァプールWorldにようこそ!