強かった。
22日、アウェイ、カーディフ・シティ・スタジアムで行われた18-19プレミアリーグ第35節、カーディフとの一戦は2-0でリヴァプールの勝利!
結果だけ見れば快勝でしたが、相当苦戦しましたね。
前半
降格の危機に瀕するカーディフ。スタジアムには残留を願うファンが大勢詰めかけ、異様な雰囲気。これはやり辛い。
リヴァプールペースが主導権を握るも、なかなかシュートまで持っていけず。
カーディフ堅い。いかにもプレミア~なゴリゴリのヤツだらけだもんな~。
引いて守ってくるけれど、なりふり構わぬドン引きかと言われるとそうでもなく、時折り鋭い攻め上がりもあるから厄介。
左サイドのヤツ凄いですね。さてはビッグクラブへの移籍とか目論んでるな!?シーズン終盤の猛アピールか?でも、チームを残留に導いてからにしようね!この試合は負けないけど!
ジョエル・マティプの縦パスから、モハメド・サラー、サディオ・マネ、そしてロベルト・フィルミーノ。
抜け出して、はい決定機。ごちそうさま。
と、思ったらまさかの枠外。
一体何が?GKが神掛かった?
いや、普通に外したみたいです。まさかフィルミーノが外すなんて。
目を疑うような光景でしたが、フィルミーノも人の子。そういう事だってある。
引き続き攻めるリヴァプール。
好調なジョーダン・ヘンダーソン。
ナビ・ケイタもすっかりフィットしましたね。
ヌルヌル感が溢れ出る1枚。
マティプから、フィルミーノ、ヘンド、サラー。クルリンっと反転。相手をかわして決定機。しかしGKビッグセーブ。
マティプもかなり攻撃に貢献してますね。得意にドリブルでの独走。
お?お?行くの?行くか。行くの!?行くねえ!
エリア内まで一人で持ち上がる光景も見慣れたものになってきました。
でも時々戻って来ない!カウンター喰らってしまう!
ちょいちょい脅かされるリヴァプールゴール。前半終了間際にはCKからの流れで、相手のボレーが当たり損ね。しかし、そのボールを、別のヤツがアクロバティックボレー。
あっぶな!
アリソンのビッグセーブで難を逃れました。いかに危なかったか、マティプの表情が物語っています。
こんなハズではなかった。相当苦戦しましたね。残留争いブースト恐るべし。
0-0で前半終了。
後半
中盤での激しいボールの奪い合い。カウンター喰らいかけるもジョルジニオ・ワイナルドゥムが奪って、マネへ。
カウンター返し。しかしシュートは枠の外。
ヘンドのパスに、サラーが抜け出し得たCK。
アーノルドの低いボールに合わせたのはジニ。
強烈。ボコッて音しました。
1-0。
雄たけび。ここまで苦戦していただけに、嬉しい嬉しい1点です。
直後にも決定機が。ケイタがボールを奪い、マネ。中央のヘンドへ。
ふかした~。好調キープしてるだけに決めて欲しかった。
カーディフのCK。ごっついヤツのダイビングヘッド。
完全にやられたかと思った・・・
しかしボールはよく分かんない方向へ。
大体いつもの70分くらい。ケイタに替えてファビーニョ投入。試合を落ち着かせる狙いでしょうか。
しかし、ファビーニョにアクシデント。
相手選手との競り合いで頭を強打。
意識ははっきりしていたようですが、無理はさせず。交替でジェームズ・ミルナー投入。
元気一杯のミルナー。自陣でボールを奪うと、そこから繋がり相手エリア内でサラー劇場。
失いません。
対応しきれず、手を掛けてしまう相手DF。転倒。PK獲得。
なにやら相手監督からダイブではないかというクレームがついたようですが・・・
いや、思いっきりファール。
サラーが蹴りたそうでしたが、キッカーはミルナー。
危なげなく決めました。
2-0。
やっぱ、こういう場面ではミルナーですね。
肩を組んでくるヘンドを押しのけて
杖つきパフォーマンス。
チーム内で年寄り扱いされてて、いじけてたみたいです。
キャプテンを押しのけてまでの抗議。よっぽどですよ。
終盤にはジョー・ゴメスの慣らし運転もあり、いい形で90分を終える事が出来ました。
2-0で試合終了。
やっぱり残留争い中のチームは怖い。前節チェルシー戦に続き、大きな山を越えたといえるかもしれません。
さあ、あと3試合。