ウォード去る・・・新天地で本領を!

2018-07-21

来る人あれば去る人あり。
ゴールキーパー、ダニー・ウォードのレスター・シティへの移籍が発表されました。
リヴァプールでは出場機会に恵まれず、もう少し見てみたかったという思いもありますが、新天地での活躍を祈りましょう。

アリソン獲得とほぼ同時期に噂が急浮上し、あっと言う間に決まってしまいましたね。
正直、驚いています。
GKの中で誰かが去る事になるのは間違いないと思っていましたが、それは以前から噂があったミニョレだろうと。
まだ若く、カリウスのメンタルも心配な状況の中、ウォードを手放す事は無いだろうと思っていました。

しかし、よく考えてみると、これが本人のためのなのかも知れません。
少ない出場機会の中で見せるパフォーマンスは悪くないように見えましたが、リヴァプールでは常に3番手の位置付け。
ミニョレ、カリウスが安定せず、ウォードを起用すべきという声は、少なくありませんでしたが、序列が入れ替わる事はありませんでした。

ウェールズ代表に召集され、ローン先のハダーズフィールドではプレーオフでのPK戦を制す等、昇格の立役者になりました。
決して実力が無いわけでは無いのでしょう。
リヴァプールが求めるスタイルに合っていなかっただけなのかもしれない。
25歳。もう若手とは言ってられない年齢ですからね。
必要としてくれるクラブがあるなら、そちらに行った方が幸せかもしれません。
それが同じプレミアのレスターなら願ってもない事でしょう。

キャラクターについて知る機会もあまりありませんでしたが、生年月日が全く同じカリウスとは、性格は全然違いそうだけど、親しいようでしたね。

ミニョレがインタビューでウォードが『僕らの役目は、リヴァプールに最高のゴールキーパーを提供することだ』と語っていたと明かしています。
つまり自分が試合に出られなくても、GKのチームとして試合に出る選手をサポートすべきだと。
彼もミニョレ同様、チームを陰で支え続けたのでしょう。

チームメイト達も惜別のメッセージを送っています。

それに対してしっかり返信。

生真面目さが見て取れますね。

レスターは昨シーズン9位。優勝時のメンバーを引き抜かれながらも、プレミアに定着しそうな雰囲気も出てきました。
今年はさらにGKのカスパー・シュマイケルが引き抜かれそう。
この後釜ですかね。正守護神として期待されているのかもしれません。
頑張ればヨーロッパリーグ出場を狙えるかもしれません。
選手として成長するには最高の環境かもしれませんね。
そしてリヴァプールとは敵同士という事に。対戦の際はお手柔らかに。
リヴァプール戦だけ突然、覚醒するとか、どっかの神ニョレみたいな事しなくていいからな!そういうLiverpool Wayはメルウッドに置いていって、安定したパフォーマンスでレスターを支えてください。

幸運を。

この記事が気に入ったらシェアしてね!

Written by

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

メールアドレス、ウェブサイトの入力は任意です。
入力いただいたコメントは承認後に表示されます。