いやー、とんでもないものを見てしまいました!
31日、ホーム、アンフィールドで行われた19-20シーズン・カラバオカップ4次ラウンド、アーセナルとの一戦は5-5の引き分けで90分を終え、PK戦の末にリヴァプールが勝ちあがりを決めました!
オウンゴールに謎ジャッジ、とんでもないミス。そして劇的弾。なんでもありのスーパーエンターテイメントでした。
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三国志の物語と実像のギャップを面白おかしくいじくり倒すという内容です。
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スタメン
???? TEAM NEWS ????
How we line-up for our @Carabao_Cup clash with @MKDonsFC ????
— Liverpool FC (@LFC) September 25, 2019
相手は強豪アーセナル。にも関わらず、スタメン勢一切無しの大胆ラインナップです。
— Mohamed Salah (@MoSalah) October 30, 2019
主力は完全にお休み。
前半
試合開始直後。
アッレクス・オックスレイド=チェンバレンのクロスにリアン・ブリュースター。
決まった!
1-0。
嬉しさ爆発!いい位置に走りこんだな!
ん?なんだオウンゴールか。めっちゃ決めてやったぜー!みたいなガッツポーズするから完全に騙されたよ。
まあいいか。いるべき場所にいた結果、オウンゴールを誘発した。GJ!
出だしこそ良かったものの、なんか雑。若手はしょうがないけど、チェンバレン、ジョー・ゴメスあたりも不用意なプレーがちらほら。そこを突かれて、アーセナルっぽい綺麗な攻撃が炸裂します。
GKのクィービーン・ケレハー、一度はいい反応でボールを弾くも、こぼれ球を押し込まれてしまいました。
あ。でも、出てるな。オフサイド。
あれ?旗上がんない。
1-1。
カラバオカップではVARも無いようです。これぞイングランドクオリティ。なにやら、嵐の予感がしてきました。
ゴール前のいい位置で、FKを与えてしまいました。エリア内は、数年前のリヴァプールを髣髴とさせるジタバタ状態。嗚呼、愛せる。
若手にも伝統はしっかりと継承されているようです。
ケレハー、またしても好反応を見せるも、弾いたところを押し込まれました。
1-2。
次もミスからあっさり崩されたな。ダーメだこりゃ。
1-3。
この時点で負けたと思いましたね。いいもん、いいもん。カップ戦なんかくれてやるもーん!っていじけてましたよ。
前半終了間際。ドリブルでエリア内に侵入するナビ・ケイタ。
クロスは相手のブロックに遭うも、手!止めたのは手!
ハンド!PKだ!
しかし、笛は鳴らず。CKの判定。
っつく肝心な時にいないんだからよ~。VARなヤツはよ~。
CKで弾き返されたボールを拾ったのはハーヴェイ・エリオット。そのままドリブルで前進。
倒された!今度こそPK!
よし、2点分くれ!
キッカーはもちろんジェームズ・ミルナー。
まあ、決めるよね。
2-3。
残念ながら1点しか貰えませんでしたが、いい時間帯に差を縮めました。エリオットのクロスから、ディボック・オリギの惜しいヘッドもあり、ちょっと分からなくなってきたか。
2-3で前半終了。
後半
次の1点が試合の分岐点となるか。まずは同点に追いつきたい。
ところが…
不用意なバックパスを掻っ攫われ、あっさり失点。
2-4。
あらら。やっぱダメだ~。
まあ、若いうちはそういうこともあるよね。いい勉強になったね。
それでも、腕を振り回し、熱くチームを鼓舞するミルナー。
若者よ、よく見ておくんだぞ。これが、本物のリーダーの姿だ。
…って、ミスったのミルナーじゃん!どうも兄さん方が、率先して試合をぶっ壊しにいってるような。
随所で上手さは見せているものの、ちょいちょい荒ぶるアダム・ララーナも怖い。
さらにさらに。しきりに足を気にする仕草を見せるナビ・ケイタ。
大事を取って、カーティス・ジョーンズと交替です。重傷では無さそうですが、最も違いを作る事を期待されていた選手が…
テンション低めで、時間が進んでいきます。
ダラダラした空気の中、それは突然でした。
敵陣でララーナが空中戦に勝利し、落としたボールを拾ったのはチェンバレン。
振りぬいた!
Ox out of the box ???????????????? pic.twitter.com/NZ05T0rz0U
— Liverpool FC (@LFC) October 31, 2019
まさに弾丸。突き刺さりました!
見てください。左の人の「キャ」なポーズ。シュートの威力を物語っています。
3-4。
これは本当に分からなくなってきました。勢いづくアンフィールド。
ジョーンズのパスを受けたオリギ。鮮やかな反転から放ったシュートは、GKの腕を吹き飛ばさんばかりの破壊力。
またしても弾丸シュートが突き刺さりました。
4-4。
ついに同点。アンフィールドのボルテージは最高潮。普通なら、このまま押し切るパターンなんですけどね。
なんだそれ。
アーセナルの弾丸返し。あんなん止められんわ。
4-5。
いけいけのアンフィールドの熱気に、水を差された形です。今度こそ、厳しいか…
リヴァプールはチェンバレンに替え、ペドロ・チリヴェジャ投入。
今度こそ出場許可は大丈夫なようです。良かったな~。
しかし、点を取りに行く交替策には思えません。経験を積ませるモードでしょうか。
まあ、若手主体で、アーセナル相手によく戦ったよな。
1点ビハインドのまま、90分経過。ATへ。
このまま終戦か…もう少し、若手の躍動を見たかったけど、仕方ない。みんな、お疲れ様。
いや。
リヴァプールは最後まで諦めない。
会場はアンフィールド。残り時間はあと僅か。そして、ピッチには、ディボック・オリギ。
そうだ、なにか起きるヤツだ。
トップチーム初出場のネコ・ウィリアムズのクロス。
中央にはオリギ。バイシクルシュート!
Divock Origi – scorer of important goals…. pic.twitter.com/AuI51WYqop
— Ben Webb (@BenWebbLFC) October 30, 2019
5-5。
あまりにも劇的な同点弾。試合はそのままPK戦へ。
PK戦
先行のリヴァプールは4人目まで全員成功。
アーセナルの4人目を、ケレハーがストップ!
A special moment @curtisjr_10 will never forget! ❤️ pic.twitter.com/j4wPLwNLU1
— Liverpool FC (@LFC) October 31, 2019
5人目のジョーンズが落ち着いて決めて勝負あり!
リヴァプール、準々決勝進出です!
いやー、久々に見ましたね。こんなバカ試合。派手な展開が多いアーセナル戦ですが、ここまでのものはそうはありません。いやー面白かった。
アーセナルさんとは、ぜひ今後ともこのようなお付き合いをしていきたい所存です。