【感想】世紀のバカ試合!アーセナル戦

2019-10-31

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いやー、とんでもないものを見てしまいました!
31日、ホーム、アンフィールドで行われた19-20シーズン・カラバオカップ4次ラウンド、アーセナルとの一戦は5-5の引き分けで90分を終え、PK戦の末にリヴァプールが勝ちあがりを決めました!
オウンゴールに謎ジャッジ、とんでもないミス。そして劇的弾。なんでもありのスーパーエンターテイメントでした。

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スタメン

相手は強豪アーセナル。にも関わらず、スタメン勢一切無しの大胆ラインナップです。

主力は完全にお休み。

前半

試合開始直後。
アッレクス・オックスレイド=チェンバレンのクロスにリアン・ブリュースター。

決まった!

1-0。

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嬉しさ爆発!いい位置に走りこんだな!

ん?なんだオウンゴールか。めっちゃ決めてやったぜー!みたいなガッツポーズするから完全に騙されたよ。
まあいいか。いるべき場所にいた結果、オウンゴールを誘発した。GJ!

出だしこそ良かったものの、なんか雑。若手はしょうがないけど、チェンバレン、ジョー・ゴメスあたりも不用意なプレーがちらほら。そこを突かれて、アーセナルっぽい綺麗な攻撃が炸裂します。

GKのクィービーン・ケレハー、一度はいい反応でボールを弾くも、こぼれ球を押し込まれてしまいました。

あ。でも、出てるな。オフサイド。
あれ?旗上がんない。

1-1。

カラバオカップではVARも無いようです。これぞイングランドクオリティ。なにやら、嵐の予感がしてきました。

ゴール前のいい位置で、FKを与えてしまいました。エリア内は、数年前のリヴァプールを髣髴とさせるジタバタ状態。嗚呼、愛せる。
若手にも伝統はしっかりと継承されているようです。
ケレハー、またしても好反応を見せるも、弾いたところを押し込まれました。

1-2。

次もミスからあっさり崩されたな。ダーメだこりゃ。

1-3。

この時点で負けたと思いましたね。いいもん、いいもん。カップ戦なんかくれてやるもーん!っていじけてましたよ。

前半終了間際。ドリブルでエリア内に侵入するナビ・ケイタ。
クロスは相手のブロックに遭うも、手!止めたのは手!
ハンド!PKだ!

しかし、笛は鳴らず。CKの判定。
っつく肝心な時にいないんだからよ~。VARなヤツはよ~。

CKで弾き返されたボールを拾ったのはハーヴェイ・エリオット。そのままドリブルで前進。
倒された!今度こそPK!
よし、2点分くれ!

キッカーはもちろんジェームズ・ミルナー。
まあ、決めるよね。

2-3。

残念ながら1点しか貰えませんでしたが、いい時間帯に差を縮めました。エリオットのクロスから、ディボック・オリギの惜しいヘッドもあり、ちょっと分からなくなってきたか。

2-3で前半終了。

後半

次の1点が試合の分岐点となるか。まずは同点に追いつきたい。

ところが…

不用意なバックパスを掻っ攫われ、あっさり失点。

2-4。

あらら。やっぱダメだ~。
まあ、若いうちはそういうこともあるよね。いい勉強になったね。

それでも、腕を振り回し、熱くチームを鼓舞するミルナー。
若者よ、よく見ておくんだぞ。これが、本物のリーダーの姿だ。

…って、ミスったのミルナーじゃん!どうも兄さん方が、率先して試合をぶっ壊しにいってるような。
随所で上手さは見せているものの、ちょいちょい荒ぶるアダム・ララーナも怖い。

さらにさらに。しきりに足を気にする仕草を見せるナビ・ケイタ。
大事を取って、カーティス・ジョーンズと交替です。重傷では無さそうですが、最も違いを作る事を期待されていた選手が…

テンション低めで、時間が進んでいきます。
ダラダラした空気の中、それは突然でした。
敵陣でララーナが空中戦に勝利し、落としたボールを拾ったのはチェンバレン。
振りぬいた!

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まさに弾丸。突き刺さりました!
見てください。左の人の「キャ」なポーズ。シュートの威力を物語っています。

3-4。

これは本当に分からなくなってきました。勢いづくアンフィールド。
ジョーンズのパスを受けたオリギ。鮮やかな反転から放ったシュートは、GKの腕を吹き飛ばさんばかりの破壊力。
またしても弾丸シュートが突き刺さりました。

4-4。

ついに同点。アンフィールドのボルテージは最高潮。普通なら、このまま押し切るパターンなんですけどね。

なんだそれ。
アーセナルの弾丸返し。あんなん止められんわ。

4-5。

いけいけのアンフィールドの熱気に、水を差された形です。今度こそ、厳しいか…
リヴァプールはチェンバレンに替え、ペドロ・チリヴェジャ投入。
今度こそ出場許可は大丈夫なようです。良かったな~。
しかし、点を取りに行く交替策には思えません。経験を積ませるモードでしょうか。
まあ、若手主体で、アーセナル相手によく戦ったよな。
1点ビハインドのまま、90分経過。ATへ。

このまま終戦か…もう少し、若手の躍動を見たかったけど、仕方ない。みんな、お疲れ様。

いや。

リヴァプールは最後まで諦めない。
会場はアンフィールド。残り時間はあと僅か。そして、ピッチには、ディボック・オリギ。

そうだ、なにか起きるヤツだ。

トップチーム初出場のネコ・ウィリアムズのクロス。
中央にはオリギ。バイシクルシュート!

5-5。

あまりにも劇的な同点弾。試合はそのままPK戦へ。

PK戦

先行のリヴァプールは4人目まで全員成功。
アーセナルの4人目を、ケレハーがストップ!

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5人目のジョーンズが落ち着いて決めて勝負あり!

リヴァプール、準々決勝進出です!

いやー、久々に見ましたね。こんなバカ試合。派手な展開が多いアーセナル戦ですが、ここまでのものはそうはありません。いやー面白かった。
アーセナルさんとは、ぜひ今後ともこのようなお付き合いをしていきたい所存です。

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