厳しい結果ですね。
早朝にアウェイ、パルク・デ・プランスで行われた18-19チャンピオンズリーグ、グループステージ、パリ・サンジェルマンとの一戦は1-2で敗戦。
これでグループステージのアウェイは全敗。いやー厳しい。厳しいけれど、これは必然と言えるのかもしれません。
ギリギリで希望を繋いだ前半
いきなり猛攻を仕掛けてくるPSG。裏抜け怖い。
リヴァプールもカウンターで反撃の機会を伺うもシュートまで持っていけず。
アリソンを中心に立ち上がりから集中していたリヴァプールの守備陣ですが、あっさりと先制点を奪われてしまいます。
選手に当たってコースが変わったシュート。好守を見せていたアリソンも反応出来ず。
0-1。
まずは追いつきたいリヴァプール。
エリア内に侵入するところまでは、いい形があるけれど、PSGのディフェンス、人が揃ってますね。
モハメド・サラー、サディオ・マネで挟み撃ちにしてボールを奪ったシーンは、これぞリヴァプールと言いたくなりましたが、シュートは打てず。
正攻法でダメなら飛び道具だと言わんばかりにジョー・ゴメスのロングスロー。
ピッチ中央に放り込まれるボールに、ゴールの匂いを感じます。
合理的なのか大雑把なのか、濃厚に漂うイングランド臭。
徐々に盛り返し始めたようにも見えましたが、PSGの超強力な前線相手には一瞬の油断も許されないようです。
なんとか凌ぐアリソン。
しかし奮闘空しく、鋭く決まるPSGのカウンター。
0-2。
ネイマールか・・・
なんだかんだ言ってやっぱ凄いですね。
2点を追いかける展開。
まずは前半のうちに1点返したいところですが、サラー、マネも、自陣深くまで下がって守備に奔走する展開。
カウンターで時折り、自慢のスピードを発揮するも、決定機は作れず。
枠内シュートゼロで前半を終える事になるかと思われたアディショナル・タイム。
ちょっと微妙な判定だった気もするけど、マネがエリア内で対押されPK獲得。
キッカーはもちろんジェームズ・ミルナー先生。
しかし、このプレッシャーのかかる状況、いかに先生とはいえ・・・
ド緊張。
神頼み、爪噛み、貧乏ゆすり・・・
醜態を晒しまくる全世界のKOP達の心配をよそに、先生はいたって冷静。
当たり前のように、絶対止められないコースに蹴り込みました。
1-2。
前半終了間際の追撃弾。
これはドラマの予感がしてきました。
しかしながら後半
ハーフタイムで修正してきたか、前半に比べると可能性を感じる攻撃が増えてきました。
ミルナーがボールを奪ってサラーへ。
シュートはブロックされるも、こぼれ球をアンドリュー・ロバートソンが拾って、ロベルト・フィルミーノにクロス。
枠を捉えられずも、らしい攻撃。
PSGも攻撃の手を緩めません。ドンピシャのヘッドはアリソンがビッグセーブ。
なんとか1点を。
ナビ・ケイタ、ダニエル・スタリッジ、ジェルダン・シャチリと次々と交代のカードを切るリヴァプール。
ケイタ、かなり良くなってきてますね。ここで8番が大仕事をやってのけるのでしょうか。
スタリッジは守備の意識がかなり高くなったようですね。しかし攻撃面での存在感を示せず。
シャチリのセットプレーも決定的なチャンスは作れません。
刻一刻と過ぎていく時間。
頼む、奇跡よ・・・
PSGは逃げ切り体制でしょうか。
出た・・・有名なヤツ。
本物を見てしまった。
結構他にもパタパタ倒れてましたね。
珍しく苛立つロボ。
ジョーダン・ヘンダーソンが宥めてました。
ワトフォード戦から学んだ!
しかしまあ、狡猾だ、PSG。巧い事試合を支配され、何も出来ず。
1-2で試合終了。
終わった・・・
CLリベンジの夢はここに潰え・・・
てないの?
ここで負けたら、ほぼ絶望かと思って焦っていましたが、最終戦、可能性は大いに残されているみたいです。
なーんだ。
奇跡なんて起きるワケないじゃん。だってもう1試合残ってんだもん。
しつこいようですが、余裕で通過しようなんて考えが甘い!
常にギリギリ。我々が応援しているのは、そういうクラブなんです!
今回はまあ、パリ名物のコロコロネイマールも見物出来たし、良かったんじゃないですかね。
この敗戦は、最終戦を盛り上げるための前フリ。結果は最後まで分からない。そういう仕組みになってるんです。リヴァプールは。
さあ、アンフィールドでドラマを魅せてもらいましょうか!
なんというか……汚いうえに実力もあるという最高に嫌な連中だったな。ロナウジーニョばるさで無双し始めた頃、ばるさの他の選手みんなノールックパス真似して笑ったけど、ネイマールが今度は逆にパリに劇団を持ち込んだわけね。まあそれだけ向こうも追い詰められてたわけで、これを今度はナポリ相手にリバポができるかだな。しかもアンチェロッティ、興奮してきたな。
劇団がもう一つ出来ちゃいましたね。
アンフィールドは凄い空気になるだろうから、アンチェロッティとはいえ前回みたいにはいかないでしょう!