トーレス引退に寄せて

投稿者: | 2019-06-22

フェルナンド・トーレス引退。
現在はサガン鳥栖でプレーするスーパースターの決断は、日本でも大きく報道されましたね。
神の子といまで言われた天才ストライカー。リヴァプール時代、それはそれは大変な人気でした。しかし、チェルシーに移籍したことによって敵意の対象に。それでも嫌いにはなり切れない。そんなファンが大勢いるのだと思います。色々と胸に去来するものがありますね。

まずは本人の発表を。

まあ、本当に引退するみたいです。

自分の中で、トーレスは初めてスーパースターの誕生というものを見せてくれた選手でした。
2002年の日韓ワールドカップがきっかけでリヴァプールに興味を持ちましたが、当時はあまり情報収集の手段が無く、選手の名前もあまり知りませんでした。
シャビ・アロンソ、ルイス・ガルシアといった選手達は、名前を知った時にはバリバリの主力でした。

2007年、トーレス加入。なんかカッコいい選手が来た。移籍情報に疎かった自分でも、しっかりキャッチ出来たました。そしてデビュー直後からの鮮烈な活躍。スター誕生を目の当たりにしたわけです。
今でいうと、マネやサラーのインパクトでしょうか。
リヴァプールを栄光へと導いてくれるものと確信していましたが、タイトルには恵まれず。
一方、スペイン代表でのキャリアは栄光に包まれいましたね。
代表のユニフォーム着て雑誌の表紙飾ってるのを、不思議な思いで眺めていたものです。

リヴァプールで何かを成し遂げることなく、チェルシーへと移籍。
その報道は、当時のクラブの状況と相まって絶望的なものでした。しかし、それ以前にジェラードが移籍寸前までいった事もあり、免疫というか「まあ、そうなるよね。」っていう冷めた思いもありました。
チェルシー移籍後は鳴かず飛ばずの日々。憎しみより、単純にもったいないな~、とその姿にこれといった感傷は何故か沸かず。当時のチェルシーがあまりにも遠い存在だったからかもしれません。
過去の存在となりかけていた13-14シーズン。あの絶望のどん底に突き落とされたチェルシー戦。何故よりによって、そこで大仕事するのか。理不尽でした。それでも憎しみとか沸かずどこか遠い存在。

その後イングランドを離れ、古巣のアトレティコで幸せなら、それでいいんじゃないと思っていたら、何故か日本に来る。そして、日本で引退する。意味が分からない。
自分にとってフェルナンド・トーレスとはなんだったのか、よく分かりません。

結局、この記事で何が言いたかったのかもよく分からない。
もう、よく分かんないから、動画とか、仲間のコメントとか載せとくか。

リヴァプールでのゴール集。

ルイス・ガルシアからのメッセージ。

デュルク・カイト。

ぺぺ・レイナ。

そして、スティーブン・ジェラード。

ありがとう。おつかれまさま。

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