激闘の日本対ベルギー戦。
リヴァプールのゴールキーパー、シモン・ミニョレの出番はありませんでしたが、常にチームを大切にする彼の事。
控えの役割を受け入れ、裏方役として勝利に貢献したのでしょう。
そしてチームと同様にファンも大切にする我らが神ニョレ。試合終了後のとある行動が話題になっています。
この人探してマス!
ミニョレのTwitterにこんな投稿が。
I need your help Twitter, can we find this guy? #BELJPN pic.twitter.com/XZuAuTxmEc
— Simon Mignolet (@SMignolet) 2018年7月2日
古いリヴァプールのユニフォームを着て、「ミニョレ、シャツくんない?」というボードを掲げるアジア系と思しき男性の姿。
日本人でしょうか。サムライの試合を観て、ついでに「ベルギー、ミニョレいんじゃん。あわよくば!」って感じでユニくれボード作戦でしょうか。
アンフィールドで、子供がサラーのユニフォームゲットして以来、KOPの間で微妙に流行ってますよね、この作戦。
リヴァプールのユニフォーム、金の縁取りの赤マント。
真紅の出で立ちはとにかく目を引きます。あと横の腕組みしてカメラ目線の、ラーメン屋みたいな彼も気になる。
ミニョレの目にも留まったようで、Twitterで捜索願い。
1万件近くのリツイート、2万件以上のイイネと大反響。作戦は大成功です。
それから程なくして・・・
Twitter, we found him. Meet Arsen. Travelled from Kyrgyzstan to Russia. And yes, he got my shirt. How I love social media❤ thanks all!!! #YNWA #Worldcup pic.twitter.com/CbLcmasuYq
— Simon Mignolet (@SMignolet) 2018年7月5日
見つかりました!ミニョレいいヤツ!
どうやら日本人では無かったようです。
「Kyrgyzstan」
キルギス!
母国の代表を応援するついでとかじゃありませんでした。まさかこのために・・・?
キルギスとは中国の西に位置する中央アジアの小さな国。北にはカザフスタン。さらにその北に広大なロシアが横たわります。
日本対ベルギーの会場となったロストフ・ナ・ドヌはロシア南西部、ウクライナとの国境に近く、ヨーロッパへの入り口とも言うべき地域で、キルギスからは約2850km。
リヴァプールからイスタンブールが約2750km。分かりにくいけど決して近くない!
ミニョレが試合に出ないという事は分かっていたハズ・・・このためだけに来たとしたら、相当なダイハード・ガチKOPですね。
いやあ、まさかこの1試合だけって事は・・・
もしかしたら、この先でもイングランド、クロアチア、ブラジルの試合でもユニくれボードを掲げた彼の姿を見る事が出来るかもしれませんね。
スタンドにも要注目です。