デヤン・ロヴレン。
2014年、大きな期待を受けてやってきたセンターバックですが、低調なパフォーマンスによって批判を受ける事がしばしば。
今シーズンは一際批判が大きく、本人のメンタルもかなりやられている模様。
しかし故障から復帰後のここ2試合はなかなかの好パフォーマンスを見せています。
そんな中、以前から一部のファンの間で囁かれていた、怪情報が広がりを見せてきているようです。
ロヴレンは右のセンターバックだと安定する
いやいや、そんな事はねえ・・・気のせいでしょ。
だってロヴレンが安定なんてねえ。(←いや、そこか。)
普段はロヴレンが左、ジョエル・マティプが右を担当してますが、ここ2試合はマティプが欠場。そのためロヴレンが右を担当しています。
クリーンシートを達成したサウサンプトン戦は言うまでもなく、3失点を喫してしまったセビージャ戦でも、ロヴレン個人のパフォーマンスに関しては評価されているようです。
言われてみれば、そんな気もする。
よく寺院の入り口にある仁王像。仏敵から寺院を守る阿吽(あうん)一対の門番。まさにサッカーでいう所のCBですね。
左右の配置にはっきりと決まりはないようですが、有名な東大寺のものだと右が口を大きく開けた「阿(あ)」。左が口を固く結んだ「吽(うん)」。
ロヴレンの場合、右だと「阿!」なんだけど左だと「うん・・・?」となってしまうのでしょうか?
ちょっと比較してみました。
右で出た時のスタッツ
対戦相手 | タックル | タックル勝利 | クリア | ブロック |
---|---|---|---|---|
セビージャ | 2 | 100% | 11 | – |
サウサンプトン | – | – | 7 | – |
左で出た時のスタッツ
対戦相手 | タックル | タックル勝利 | クリア | ブロック |
---|---|---|---|---|
マンチェスター・ユナイテッド | 2 | 50% | 10 | – |
ニュー・カッスル | 1 | 100% | 4 | 1 |
うーむ・・・これだけではなんとも・・・
そういえば、ユナイテッド戦なんかは結構良かったし、代表でも左やってるみたいだしなあ。
数字には表れない部分もあるし、一人で守るものでも無い。
周りの選手のパフォーマンスによっても印象は変わってくるだろうし。
あ。
もしかして左やってる時は隣にコイツがいるからか!?
いやいや偏見は良くない。
コイツのせいって事もあり得る。
選手の適正、相性、パワースポット・・・色々な要因が重なり得意な位置というのは実際にありますからね。
週末のチェルシー戦、どうやらマティプは間に合うようです。ロヴレンは恐らく左を担当する事でしょう。さて、どうなるか。その辺りも注目してみてみますか。