
昨年夏、リヴァプール入り確実とされながら、結局来なかったリーグ・アン、オリンピック・リヨン所属のナビル・フェキル。
実際、交渉は行われていて、ほぼ決まりだったみたいですね。
一説によると、メディカルチェックで問題が発覚し、それを理由にリヴァプール側が値下げを打診したところ、先方がイラッと来たとか。
それが本当だとすると、交渉で相手を怒らせるっていうリヴァプールあるあるの一種です。
ホントよくやりますよ。そんで今年もしょー懲りも無く、またちょっかい出そうとしてるみたいなんです。

フランス筋の情報です。
Liverpool are interested in Lyon’s Nabil Fekir, but are not prepared to pay anything close to the £53m deal agreed last summer.
They are looking for a fee closer to £27m. [@RomainCG75] pic.twitter.com/HvEscRMpCx
— Anfield Edition (@AnfieldEdition) 2019年6月13日
なんだって?
やっぱフェキルに興味持ってんだけど、去年ほど金払うつもりないよーってか?
去年は£53mだったけど、今年は£27mくらいがいいな~ってか?
いや、鬼か。
去年、リヨン様には色々と迷惑かけたと思うんですよ。
普通だったら菓子折り持って謝罪に行って、迷惑料とかちょっと上乗せして、再交渉ってのが筋ってもんじゃあないんですかねえ。
それが何?半額以下!?
「膝に爆弾抱えてんでしょ~?契約年数とかもどうなんすかね~」って感じですかね。
思いっきり足元見に行きやがった。
怒らせておいて、さらに足元見るっていう、かつてない交渉スタイル!
これはリヨン様、ブチ切れ案件かと思いきや、なんと日本時間8月1日、午前2時、リヴァプール対リヨンの親善試合組まれてるではありませんか。
意外とキレてない?もしかして、このここで一席設けて先方のお偉いさん方をヨイショしまくろうっていう、ベッタベタな交渉スタイル?
とにかく、リヨン側の窓は閉ざされていないと見るべきでしょう。
それにしても、可哀想なのはフェキル本人。昨年、ノリノリで合意して背番号も決定、動画まで撮影されていたなんて情報もあります。
あとは発表を待つばかりって段階で、「ごめ~ん。この話、やっぱ無しね。テヘッ。」みたいな感じで破談になって、失意の開幕。気持ちを切り替えてリヨンで頑張ってたら、リヴァプールCL優勝しやんがんの。「俺もここにいるハズだった」って絶対思いましたよね!?
で、シーズン終わったと思ったら「去年はゴメンね~」みたいな感じでまた来る。(そしてメッチャ値切ってくる!)
鬼か。
リヴァプールに来るにしても、お偉いさんの一人や二人、ぶん殴ってもいいと思う。
そうだ、親善試合の時、クロップがハグ仕掛けてくると思うから、カウンターで一発食らわしてやれ!
移籍市場が閉じるのは8月8日。8月1日の親善試合は大注目ですね。その時、フェキルは赤と白、どちらのシャツを身に纏いピッチに立つのか…あるいはまったく別のピッチに立っているのか。
この夏も、彼から目が離せなくなりそうです。