開幕直前のトランファーリクエスト提出から約1ヶ月。
全世界のサッカーファン注目の的となっていたフェリペ・コウチーニョの移籍騒動は一応の決着を迎えたようです。
ブラジル代表の試合を終え、メルウッドに帰還。チームのトレーニングに復帰しています。
「どのツラ下げて戻って来たんだ!?」なんて思った方もいるかもしれません。こんなツラでした。
どん!
One smile and I'm in love with him again. I'm so weak. Help. pic.twitter.com/tDjdijBjrF
— Empire of the Kop (@empireofthekop) 2017年9月7日
モレノー!!よくやった!!
これは元の鞘に収まったという解釈でよろしいですね!?
今回の騒動に際し、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンを始め多くの選手がコウチに残って欲しいというコメントをしてきました。
しかし、これだけ話が大きくなってしまうと、どう接したらよいか分からないという事もあり得ます。
そんな中、真っ先に歩み寄って行ったのは親友のアルベルト・モレノ。
ホントにいいヤツだよなあ。
昨シーズンはコウチの付き人という裏方のポジションを勤め上げたモレノ。
今シーズンは左サイドバックにコンバートされ(ん?)、活躍していますが、付き人の役割も忘れていませんでした。
コウチのこの表情。なんだか懐かしい気すらしてきます。
吹っ切れた。そんな雰囲気を感じる笑顔ですね。
クロップもコウチ復帰を歓迎しているようだし、面談して良い話が出来たというコメントも出しています。
ずっと練習を休んでいたため、チームでの連携などに問題があり、明日のマンチェスター・シティ戦は欠場濃厚のようですが、来週のチャンピオンズリーグ、セビージャ戦から出てきそうです。
コウチよ。親友がいて理解ある指導者がいて、いいチームじゃないか。
来夏以降どうなるか
さて、今シーズンはリヴァプールの選手として全力を尽くしてくれそうですが、来シーズン以降はどうなるのでしょう。
やっぱりバルサに行きたいのでしょうか?
今夏、様々な醜態を晒し続けてきたバルサ。コウチへの接触の方法もなかなかにゲスなものだったようです。
騒動が終わり冷静になってみた時、コウチの目にバルサというクラブは、どう映るのでしょうか。
アイツらクソだよな、コウチ?クソだろ。
クラブとしてはどうでしょうか。
最初から断固として「売らない」という姿勢を貫いてきているし、今回のバルサのやり口には相当ご立腹の事だと思います。
分割になっているルイス・スアレスの移籍金もまだ支払いを終えていないといいます。
バルサに関わるとロクな事がない。今後、一切の取引を行わないでもらいたいです。
あ、スアレスの返却には応じます。
また、パリ・サンジェルマンなんて話もありますね。
今夏、バルサから移籍したブラジル時代からの友人のネイマールがいるからだと思いますが、どうでしょうPSG?
だいぶ個人の希望的観測が含まれていますが、PSGに行く理由ってあんまり見つからないんですよね。
もともとリヴァプールでタイトルを獲りたいと、5年バイアウト条項無しの契約に快くサインしたコウチ。
子供の頃からの憧れであるバルサから、次は無いとか半ば脅しのような交渉を持ちかけられたら、動揺するのも分かります。
PSGは確かにタイトルを獲れる可能性は相当高いけど、リヴァプールでタイトルを獲れる手応えを感じていたからこその契約延長のハズ。
お友達のネイマール君はいるけど、リヴァプールにはモレノとフィルミーノがいます。
コウチ~、ネイマール君はなんだか性格悪そうだよ?
イングランドでの生活が苦痛ってワケでも無さそうだし・・・
わざわざパリに行ってネイマール君の引き立て役やらされ、プライド高そうな連中の中で窮屈にプレーする事ないんじゃないかい?
まあ、現実的に考えると、来夏での移籍は覚悟しておいた方がいいのかもしれません。
今シーズン、これまでコウチ抜きもでまずまずの成績。今から移籍する想定で準備しとおけば、コウチがいなくても十分に戦えるチームが作れそうです。
しかしリヴァプールを栄光に導くエースはコウチだと信じていただけに、やっぱり残ってほしい。
あれは気の迷いでしたって事にならないかな~。
コウチ。
リヴァプールでプレミアとCL、獲ってみる気は無いか?
モレノって犬顔ですよねぇ。子犬のように絡み合っている写真を見ると、「公式に謝罪しろ」とか言っていた人たちも、「まぁいいか」って気持ちになってるんじゃないですか。あまりいい印象のない代表ウィークも、今回はリバプールにとって良いタイミングだったと思います。
犬ですか(笑)確かに愛嬌ありすからねえ。個人的は山猫っぽいなあと思ってました。
モレノの人徳ですね。かつてはあんなに批判されたけど結局は愛されてますし。
今回の代表ウィークは怪我人も出ず、本当によかった。