冬にリヴァプールの壊滅的なCB事情を救うべく、ドイツのシャルケからやってきたオザン・カバク。しかしながら、レンタル移籍ということで、完全にリヴァプールの選手となったワケではありませんでした。
そして…どうやらお別れの時が来てしまったようです。
【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。
???? @LFC pic.twitter.com/VUoGCbyRKr
— Ozan KABAK (@ozankabak4) June 30, 2021
熱いメッセージを添えて、リヴァプールでのキャリアを振り返るような動画を投稿。
ここに来てからの、あなた達のサポートと思いやりに感謝。ここでの4ヶ月の経験は凄く重要なものになったと思う。クロップやチームメイトから凄くたくさんのことを学んだし、このスペシャルなファミリーの一員になれたことを誇りに思う。リヴァプールでの素晴らしい日々と、あなた達がくれた歌を決して忘れない。
泣かせますね。買取オプションを行使せず、お別れだという情報は、以前から頻繁に出ていましたが、確定のようです。
歌というのは↓のことでしょう。
All the best @ozankabak4 ❤️
(???? @TheRagamuffins) pic.twitter.com/Jm02Qf4Zuc
— The Anfield Wrap (@TheAnfieldWrap) June 30, 2021
ファンが早くも作ってくれたカバクチャント。そりゃあ、嬉しいですよね。
買取オプションを行使しないという話は、当然本人にも早い段階で伝わっていたことでしょう。でも、最後までチームの一員であるという姿勢を崩さず、なんと美しいお別れでしょうか。
この記事を書いている時点は、まだSNSのアイコンがリヴァプール仕様のまま。
本当は凄くLFCにいたかったのでしょう。
AMAZING! ???????????????????????? @Alissonbecker https://t.co/kPeDkM1Puu
— Ozan KABAK (@ozankabak4) May 16, 2021
けがで戦列を離れたからも、心は常にチームと一緒。
熱いプレースタイルと、憎めないキャラクターは、ファンの心も掴んでいましたね。
個人的には、生意気そうな感じとか、ちょっと危なっかしいところとか、非常に気になる存在でした。
「ちっちゃいロヴレン」、「エキゾチックロヴレン」などと言って愛でていたものです。
もっともっとピッチ内外での活躍を見たかった。
一旦はお別れとなってしまうけど、もしまたご縁があるなら、ぜひとも赤いシャツに袖を通して欲しい。どこかプレミアのクラブに移籍してアンフィールドに戻ってくるようなことがあれば、拍手で迎えてあげて欲しいですね。味わうことが出来なかった満員のアンフィールド。対戦相手としては決してありがたくないものだろうけど、味わってほしい。