真っ向勝負のボーンマス戦

2017-12-19

ドロー続きの鬱憤をスカッと晴らしてくれる結果となりました!
昨日深夜に行われたプレミアリーグ第18節、ボーンマスとの一戦は4-0でリヴァプールの勝利!
前節、前々節と元気の無かった攻撃陣が爆発、守備面でもクリーンシート達成と文句の無い快勝です。
月曜の1時30分。日本のファンにとっては非常に辛い時間帯でしたが、最高の一週間のスタートですね。

攻め勝った前半

引いた相手を崩す事が出来ず、2試合連続のドローとなってしまったリヴァプール。
今節の相手、ボーンマスも降格圏付近を低迷中なので、また引いて来るのではと心配しましたが思いの他、前に出て来ましたね。

序盤から攻守の切り替えが早く、アグレッシブな展開。
ジョーダン・ヘンダーソンモハメド・サラーにドンピシャのパスを供給。
普通の選手なら追いつけないボールだけど、快足自慢のサラーにはこれくらいが調度いい。連携が成熟してきてるし、ヘンド調子良さそうです。

負けじとアレックス・オックスレイド=チェンバレンサラーに長いボールを供給。
いや、さすがにそれは鬼。いくらなんでも追いつけん。サラーを何だと思ってんだ。
まあ、距離感がちょっとおかしかっただけで、狙いはありか。ちょっと前まで誰もいないところに出してたし、チェンバレンもフィットしてきてますね。

入れ替わり立ち替り、何人もの選手が攻撃に絡むリヴァプール。先制点が生まれるのは時間の問題か。

あと一歩でペナルティエリアという位置からのフェリペ・コウチーニョのフリーキックはポストを直撃。惜しくもゴールならず。

しかし程なくして、このリトルマジシャンが先制点をもたらします。
ドリブルでエリア内に侵入し、狙いすましたシュートはキーパーノーチャンス。

1-0。


ボーンマスのフィールドプレイヤーも6人くらいエリア内に戻ってきていましたが、為す術なし。

結構攻めてくる割に戻りも早いボーンマス。エリア内は団子状態です。
ヘンドのパスを受けたロベルト・フィルミーノのシュートは相手に当たりコーナーキック。

ゴールラインを割ろうかというボールを、フィルミーノがギリギリで折り返すと、そこにいたのはデヤン・ロブレン。

相手の足がすぐ近くにある、低いボールに向かって決死のダイビングヘッド!


人間魚雷炸裂!
2-0。

ロヴレン、その気迫よ。
この日のロヴレンはかなり気合入ってましたね。

なかなか凄みのある表情。頼もしいじゃないですか。(このままキスしたら面白かったな。)

ボーンマスと言えば昨シーズン、壮絶な打ち合いの末、3-4で逆転負けを喫しています。まだまだ油断できません。
ほら、一瞬の隙を付いて抜け出してきたジャーメイン・デフォー。

シモン・ミニョレもさすがの好反応を見せますが、シュートは僅かに手の下をすり抜け、ゴールへと・・・やられたか。

いや、例え神ニョレが破られようと、我々にはあのお方がいる。神ポスト。白くて細い御神体が立ちはだかり、はい大権現。
見たか!リヴァプールは多神教なのです。
時折り、我々の邪魔もする気まぐれな神ではありますが・・・

ギリギリのところで失点を回避し、再び攻勢に移るリヴァプール。前半終了間際にはサラーが細かいドリブルで相手選手を翻弄。密集エリアの間をつく絶妙なシュート。

3-0。


だから言ったろう。リヴァプールは多神教だって。
それにしてもボーンマス、失点シーンの時、毎回エリア内にいっぱいいるけど、あんまり意味無い。

3-0で前半終了。

勝ちきった後半

3点リードで押せ押せの展開。しかしボーンマスも諦めず、果敢に攻めてきます。
元リヴァプールのジョーダン・アイブ、相変わらずのパワフルなドリブルを見せてくれました。猪突猛進振りも相変わらずでしたが・・・

そのアイブからボールを奪ったのは、こちらもパワフルなドリブルが自慢のチェンバレン。新旧馬力君対決は迫力たっぷり。

チェンバレン、ゴールは奪えませんでしたが、いい動きです。

相変わらず、いつゴールが入ってもおかしくない展開。
ダメ押し点はブラジルコンビ。

コウチのクロスをフィルミーノが頭で合わせて4-0。


これ、オフサイドっぽいな・・・まあいいか黙っとこう。

それより、フィルミーノ・・・

前節あたりから気になってたんだが、その髪型は何だ!?

うん。

うん。

さすがに勝負あったでしょう。しかしこの日はまだまだお楽しみが。

残り約20分。大体いつも通りの時間にまず一枚目の交替カード。
満を持してのアダム・ララーナ登場。

ファンも首を長くして待っていた事でしょう。「アダム・ララーナ」チャントで盛大に迎え入れます。すると早速、代名詞とも言うべきエネルギッシュなスプリントを披露。エネルギーがあり余り過ぎたか、出てきて早々イエロー食らっちゃったのもご愛嬌。

さらに期待のストライカー、ドミニク・ソランケとダニー・イングスも登場。さあ、誰が点を取るか。

ララーナがブランクを感じさせない惚れ惚れするようなタッチで、イングスにパス。これは好機。
しかしイングス、決めきれず。
惜しい!でもいい位置にいたな。

ソランケにもいいシュートがありました。途中交替の3人に得点の気配が濃厚に漂いますが、残念。タイムアップ。

しかし4-0は素晴らしい結果です。3人もきっとすぐにチャンスが巡って来ることでしょう。

完勝。内容もかなり良かったですね。ヘンド、チェンバレンが躍動していました。
それからアンドリュー・ロバートソンも縦横無尽にピッチを駆け回り、存分にアピール出来たのではないでしょうか。時には右サイドにまで顔を出していましたね。

ララーナの復帰もあり次節、アーセナルとの大一番にポジティブな要素満載の試合となりました。
さあ、またアーセナルをボコボコにしてやりましょう!

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