色々とおめでとうございます。
6日、ホーム、アンフィールドで行われた19-20シーズン・FAカップ3次ラウンド、エヴァートンとの一戦は1-0でリヴァプールの勝利!
若武者の嬉しい嬉しいトップチーム初ゴール。そして、南野拓実デビューです。
【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。
スタメン
今回の先発メンバーはこちら!南野選手がデビュー!#EmiratesFACup pic.twitter.com/FapA9Ncn4A
— LFC Japan (@LFCJapan) January 5, 2020
南野加入に合わせて開設された、公式日本語アカウントのツイートを引っ張ってきてみました。
カタカナが新鮮だ!それからメンバーも!
前半
若手だらけのリヴァプールに対し、ガチメンバーを揃えてきたエヴァートン。
そりゃあ、そうなるよねって感じでブリブリ攻めこまれます。
リヴァプールの守備は、数年前を思い出すザルっぷり。
のっけからアドリアンが大車輪です。
ローンから急遽呼び戻されたナサニエル・フィリップス、18歳のネコ・ウィリアムズにとってはプレミアで主力張ってる選手達の相手が難しいのは当然の話。
ここのところ調子を上げてきているジョー・ゴメスもDFリーダー的な役割は、不慣れでしょう。ザルなのは致し方無し。
さらに悪いことに、左サイドバックで先発していたジェームズ・ミルナーが、開始10分経たずして負傷退場。交替で入ったのはヤセル・ラローチ19歳。
圧倒的経験不足の最終ライン。もちろんシュート浴びまくり。しかし、アドリアンが踏ん張ります。
ズタズタにされながらも、不思議と失点しない謎のクリーンシート力…懐かしい。
あと、やたら危なっかしい左サイドバックも懐かしいな、おい!
ラローチ君。敵陣に定住する、そのポジショニング。あいつにそっくりじゃないか!
序盤の猛攻を切り抜け、次第に安定してくるリヴァプール。
アダム・ララーナが頼りになります。
中盤の底に構えるペドロ・チリベジャも結構いい。
攻撃ではハーヴェイ・エリオットが積極的に仕掛けるも、決定機は生まれず。
南野にはあんまりパスが来ませんね。チーム合流後、まだほんの数日。無理も無いかもしれません。
ドリブルでピッチ中央も猛進。一瞬輝きを放つも、ノーファールでボールを奪われ、チャンスには繋がらず。
ディボック・オリギのクロスを中央で待ち構え…跳ぶタイミングは完璧でしたが、ミートできず。
チーム全体の中でも、数少ないチャンスでした。うーん、残念。
オリギが巧みに相手をかわして放ったシュートは、GKが腕一本でナイスセーブ。
チャンスをものに出来ず。
まあ、爆敗も覚悟しましたけど、無失点で切り抜けたので、よし。
0-0で前半終了。
後半
序盤で飛ばしまくったエヴァートンには、疲れが出てきたか。一方、若く試合に飢えているメンバーが揃うリヴァプールは調子が上向いています。
気付くと支配率はリヴァプールの方が上。本格的に反撃開始か。
ウィリアムスが遠めから放ったシュートはGKにキャッチされるも、なかなか強烈でした。
オリギも珍しく遠めから。これもセーブされるも、結構いいシュート。
漂い始める得点の気配。南野も続きたいところでしたが、70分くらいにアッレクス・オックスレイド=チェンバレンと交替。
凄いインパクトを残せたワケではないけど、デビュー戦としては、まずまずだったのではないでしょうか。
ここからですね。本人はもちろん満足していないことでしょう。
チェンバレンが入って、攻撃が活性化したのは、現時点では、まあ致し方無し。
オリギとカーティス・ジョーンズのパス交換。
エリア外でボールを受けたジョーンズ。
撃った。
完璧なコース。ゴール隅へと飛んだボールに、GKは反応するも触れられず。
1-0。
地元出身の期待の星の初ゴールが、マージーサイドダービーとは。
伝説が誕生した瞬間かもしれません。
躍動感。
ララーナの表情もいいですね。
エヴァートンは完全にガス欠か。その後は安心して見ていられる展開でした。
終盤には、ローン移籍が噂されるリアン・ブリュースターがニコニコ顔で登場し、大団円。
1-0で試合終了。
南野はこれからですね。
今回はひとまず、若武者に主役の座を譲る形となりました。
おめでとう、ジョーンズ。