
選手紹介コーナー。久々の更新となった今回はロベルト・フィルミーノ。
リヴァプールの前線のキーマンとして、非常に重要な役割を担っています。
17-18シーズンからは、背番号が多くのレジェンドが背負ってきた9番に変わり、更なる進化が期待されていますね。

プレースタイル
多くのブラジル人選手の例に漏れず、卓越したテクニックを持っている上、フィジカルも強く前線のポジションならどこでもこなせる万能型アタッカー。
リヴァプールでは主に1トップで起用されていますが、ボールを持っていない時の動きやアシスト等、ゴール以外にも様々な貢献をしています。
前線での積極的なプレスで守備にも大きく貢献するクロップサッカーの重要人物の一人。
3シーズン連続で2桁得点をマークする等、得点感覚も十分に優秀ですが、それ以上の数字を残すストライカーも存在します。
しかしスプリントやタックル、インターセプトなど前線の選手としては目立たない部分のスタッツは、他のストライカーの追随を許しません。
この事から解説者でリヴァプールのレジェンドでもあるジェイミー・キャラガーは「フィルミーノはプレミアリーグで最も過小評価されている選手」と評しています。
プレミアリーグのサイト(英語)にフィルミーノとトッテナムのハリー・ケインを比較する記事(英語)がありました。
そこに掲載されている、2018年2月3日時点の、17-18シーズンの二人のスタッツの比較です。
フィルミーノ | ケイン | |
---|---|---|
ゴール | 11 | 21 |
1ゴールにかかる平均時間 | 162 | 97.5 |
シュート決定率 | 28% | 21% |
枠内シュート | 23 | 57 |
シュート精度 | 59.0% | 56.4% |
決定率、精度は、フィルミーノがやや高めですが、やはり得点に関わる数字、生粋の点取り屋のケインが大きくリードしています。
しかし、
フィルミーノ | ケイン | |
---|---|---|
1試合あたりの平均パス数 | 36.86 | 19.69 |
チャンス創出数 | 40 | 27 |
アシスト | 5 | 1 |
タックル | 28 | 9 |
インターセプト | 14 | 2 |
リカバリー | 82 | 45 |
こうしてみると、フィルミーノがゴールを奪う以外の動きで、圧倒的な数字を残している事が分かりますね。
リヴァプールも生粋の点取り屋を補強すべきという声も、あるにはありますが、こうしてみるとフィルミーノを外す事が出来ないのは明らかです。
新9番
加入当初は背番号11番を着けていましたが、17-18シーズンからは9番を着ける事になりました。
エースとしてもっとゴールを決めるという決意の表れでしょうか?
ゴール以外の仕事でもチームに多大な貢献をしてきたフィルミーノ。
ゴールを量産しながら、アシストに守備にと前線で絶大な影響力を発揮する新9番像は他に類を見ません。
そのためリヴァプールで最も重要な選手と賞される事もしばしば。
サディオ・マネ、モハメド・サラーとの相性も抜群。
リヴァプール自慢の前線3人は欧州最高のトリオとまで言われるようになりました。
フェルナンド・トーレス以降、インパクトを残せていない9番。その呪いを完全に破ってみせましたね!
愛称はボビー
日本人にはちょっとピンと来ないけど、ボビーの愛称で親しまれています。
ロベルト(Robert、英語読みだとロバート)の愛称がボビーというのは向こうでは定番みたいです。
Rob(ロブ)が発音が似ているBob(ボブ)となり、そこから変化してBobby(ボビー)となるようです。
たまにフィルとも呼ばれていますが、フィルは同胞のフェリペ(Philippe、英語読みだとフィリップ)の愛称になってしまうので紛らわしい。
パフォーマー
フィルミーノといえばゴール後のパフォーマンスも印象的ですね。
興奮のあまり脱いでしまい、イエローカードを食らう事も。確信犯的に脱いでる気がしないでもありませんが。
余計なカードを貰ってしまわないか、ファンはハラハラしています。

それを面白がってか、脱ぎかけて止めるというパフォーマンスも定番。しかし臍くらいは見せてます。筋骨隆々たるその体。とにかく見せたいのかもしれません。

パンツのゴムに手を掛けるという超キワどいパフォーマンスを披露した事も。

これはもはや過去のものとなってしまった連携パフォーマンス。

17-18シーズンはカンフーキックがお気に入りのようです。

常に新しいパフォーマンスを研究しているんだとか。これからも色々なバリエーションのパフォーマンスを期待しています。


ただしくれぐれも下は脱がないように・・・
白い歯
恐らく何らかの処置をしていると思います。
とにかく白い歯。

ニカッ

ニカッ

ニカッ

・・・なファッションセンス
自身のインスタグラムでオフの私服姿を数多く公開していますが・・・
・・・
こんな凄い格好の男の横でドヤ顔決めちゃう奥様のラリッサ・ペレイラさんもなかなかのもんですよね。