リヴァプール市内にあるオルダー・ヘイ小児病院。毎年この時期に選手達が訪問していますね。
今年も去る12月11日に、過密日程の合間を縫って実施されたようです。
病気の子供達と監督、選手達との心温まる交流。多くの写真や動画が公開されていたので紹介したいと思います。
トップチームの選手達が大集合。
おお!ナサニエル・クライン!
久しぶり~。怪我の具合はどうよ?
最近トレーニングに復帰したアダム・ボグダン。
ここでも元気そうです。怪我は全快したのかな?
※シャボン玉が飛んでいるけど、多分ウエスト・ハムは関係ありません。
サンタ帽が妙に似合うアレックス・オックスレイド=チェンバレン。
ベン・ウッドバーンはここのところトップチームでの出番は無いけれど、子供達には大人気だった事でしょう。
子供達よりむしろお母様方に人気だったかもしれない・・・ロリス・カリウスは絶対そうですね。
リヴァプールグッズのクリスマスプレゼント。
ユルゲン・クロップ監督の人柄が滲み出るショット。
憧れの選手に会えた子供達は本当に嬉しい事でしょう。
サッカーの事なんて全然知らなくて「このデカイ連中は何だ?」と思った子もいるとは思いますが、これを機にファンになってもらえるといいですね。
さて。表題の件ですが、リヴァプールには我等がレッズの他にもう一つクラブがありますね。
そう、エヴァートン。
病院には当然、エヴァトニアンの子も入院しています。そんな子達にとってライバルクラブの選手達の訪問なんて実に忌々しいイベントなのかもしれません。
にも関わらず、リヴァプールの選手達はエヴァトニアンの子に無神経にも突撃しちゃいました。
The LFC squad made their annual Christmas visit to @AlderHey and managed to put some smiles on Reds' and Blues' faces… 🎄❤💙
Watch the full video: https://t.co/NNfOMjcLHH pic.twitter.com/3tYqgwf78p
— Liverpool FC (@LFC) 2017年12月12日
父親の影響でエヴァトニアンになったジャック君。
二人の兄はKOPで、ジャック君も引き入れようとしているようですが、その忠誠心は揺るがず。病室もエヴァートングッズで固められた熱狂ぶりです。
ボグダン、ダニー・イングス、フェリペ・コウチーニョ、ジョーダン・ヘンダーソンの4人が入室しようとしますが、これを拒否。
にも関わらず図々しくもズケズケと入っていくクソ選手達。「Liverpool♪Liverpool♪」と歌いながら入室する悪ふざけ。これに対し、ジャック君は手招きする寛大さを見せます。
しかしリヴァプールグッズのプレゼントは拒否!そりゃそうだ。ありがた迷惑だ!
そして・・・
「出て行きやがれ、クソ野朗共!」
と、選手達を追い出します。
強めのハイタッチでお別れ。失礼いたしました。
ん~、でも何だかんだ言って結構嬉しそうじゃない?
改宗しちゃう?
なんというか、両クラブの関係性が垣間見える微笑ましい光景ですね。
ジャック君のシーンも含まれたオルダー・ヘイ小児病院訪問動画フルバージョンはコチラ
ちなみにトップチームの選手達が訪問する少し前の12月8日にはスティーブン・ジェラード率いるU18の選手達も訪問したとか。
実はこちらも毎年恒例なんだそうです。
ジェラードが監督に就任した事によってアンダーのチームの活動もこうして注目されていくといいですね。