チャンピオンズリーグ本戦出場決定の興奮冷めやらぬまま、日本時間の本日1時からグループステージの組み合わせ抽選会が行われました。
リヴァプールはグループEでスパルタク・モスクワ、セビージャ、NKマリボルと対戦する事となりました。
CL常連の強豪とは当たらず、ラッキーといえる組み合わせですが、油断は大敵。
さてさて、この3チームは一体どんな相手なのでしょうか。
スパルタク・モスクワ(ロシア)
ロ シ ア か
長距離遠征の疲れが心配ですね。
しかし幸いな事にアウェイゲームは9月。凍ったピッチに悩まされるという事はなさそうです。
リーグ戦、アウェイのレスターの後、ロシアへ。戻ってくるとアウェイのニューカッスルとなかなかハードな日程です。まだリーグ戦序盤ですが、うまくローテーションして乗り切ってもらいたいですね。
昨シーズンのロシア王者ですが、今シーズンは7試合消化時点で10位と調子が上がっていないようです。
早いうちに叩いておきましょう。
セビージャ(スペイン)
忘れもしない2016年ヨーロッパリーグ決勝。1-3の敗戦・・・
判定に恵まれなかった部分もありました。セビージャのハンドが再三に渡り見逃され、「手ビージャ」なんて言葉も生まれた後味の悪い敗戦。
しかしセビージャが試合巧者であった事も事実。
ここは改めてどちらが上かはっきりさせておきましょう。
9月13日にアンフィールドで行われるセビージャとの試合が、グループステージの第1戦となります。
CLの初戦がELのリヴェンジマッチとは。新たな一歩を踏み出すのに相応しい。
過去をキッチリ清算し、更なる高みを目指しましょう。
ちなみにセビージャ、ホームでは35戦無敗なんて記録を持っているのに、アウェイでは15-16シーズン、0勝という超内弁慶チーム。
大丈夫ですか?アンフィールドでやれますか?
一般的に2戦目をホームで戦える方が有利と言われていますが、アンフィールドで完膚なきまでに叩いて、ホームで反撃する気力が起きない程にバッキバキに心を折ってしまいましょう。
ELに強制送還だ!
NKマリボル(スロベニア)
どこ?
なんだか可愛らしい名前だな。
スロベニアはかつてはユーゴスラビアの一部。イタリア、オーストリア、ハンガリー、そしてデヤン・ロヴレンの故郷、クロアチアに囲まれた小さな国。
NKマリボルは国内リーグでは7連覇をした事もある名門です。
なんだかこの辺の国のチームってやたらゴツいイメージ。
ロヴレンとかシュクルテルみたいなのがいっぱいいたらどうしよう・・・名門とはいえ、イングランドとスロベニアではリーグの規模が違い過ぎます。つまり格下。
ゴツい格下。嫌な予感がしますね。
ガッチガチのドン引き戦術だったらどうしよう。CKに命を賭けてきたらどうしよう。ロヴレンとシュクルテルに加え、前線にはベンテケみたいなのもいるかもしれません。
実はこのグループの中で一番の曲者か?
リヴァプールはこういう相手に安心出来ないが泣き所ですね。
1戦目を10月にアウェーで戦います。移動距離が結構長い上に、なんだかスタジアムがとっても長閑。
ピッチコンディションや設備が心配です。交通手段も発達してなさそう。
怪我や疲労に気をつけたいですね。
他のグループ
イングランドのチームに関しては、リーグのポイントのためにも共に頑張ろうと、一応綺麗言を言っておきます。(内心、ユナイテッドとか負けねーかなと思ってる。)
ブレンダン・ロジャース前監督率いるセルティックはグループB。
バイエルン・ミュンヘンとパリ・サンジェルマンがいる非常に厳しい組に入ってしまいました。
アンフィールドでの再会を期待していたのですが・・・
セルティックはリヴァプールと同じく、サポーターがYou’ll Never Walk Aloneを歌うので、両チームのYNWA合戦も楽しみ。是非とも対戦したいチームなのですが、難しい状況かもしれません。がんばれセルティック!
一度ボコボコにしないと気がすまないバルセロナはグループD。
強豪はユヴェントスのみでグループステージ突破は固いと思われますが、この夏のグダグダっぷりを見ると、まさかの大コケもあるかもしれません。
上がってこい。リヴァプールが引導を渡してやる。
ELで激闘を演じたユルゲン・クロップ監督の古巣、ドルトムントはグループH。
レアル・マドリードとトッテナムがいます。
あのアンフィールドでの劇的な勝利。ドルトムントとはCLで再戦したいと思ったものです。そしてドルトムント側はより一層強く、そう思っていることでしょう。
レアルはほぼ間違いないとして、ライバルはスパーズか。プレミアのためには頑張ってもらわないといけないけど、まあいいか。
アイツらまたCL手抜くんでしょ。ドルトムント、決勝トーナメントでお会いしましょう!
さあここからが本当のCL。高ぶってきました。
目指すはもちろん・・・