
景気のいい移籍話で賑わっておりますが、別れの季節でもあるワケでして。先日のケレハーに続き、陰の功労者、いやカルトヒーロー、リヴァプールを救った英雄、ナサニエル・フィリップス、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンに完全移籍。ありがとうナット!
【宣伝】リヴァプールどころか、サッカーにすら全然関係無いんだけど本出しました。
Nathaniel Phillips has completed a permanent transfer to West Bromwich Albion.
Everyone at Liverpool FC would like to thank Nat for his efforts and wish him the very best for the future.
— Liverpool FC (@LFC) June 23, 2025
ここ数年、リヴァプールでの公式戦出場がなかった選手とは思えない盛大なお別れ。
そりゃあそうですよね。
2021シーズン怪我人だらけで壊滅状態だったチームを救ったスーパー功労者。
この写真は色々あり過ぎた近年のリヴァプール史の中でも燦然と輝く伝説。相方のリース・ウィリアムズも「パートナー」とコメントを残しています。
常に圧倒的な存在感を示していたワケじゃない。それでも間違いなくリヴァプールのレジェンドです。
寂しいですね。しかし、彼の場合は「やっとか」という思いの方が強かったりします。
構想外であることは明白なのに、チーム事情なのかなんなのか、毎年毎年ローン暮らし。完全移籍で落ち着いてやらせてやれよと常々思っていたものです。
それがようやく叶いました。今季は2部ダービー・カウンティで公式戦33試合出場。同じく2部のWBAでも活躍することでしょう。
20代半ばという充実の時を転々ローン暮らしに費やしてしまったことは可哀そうな気もしますが、28歳。まだまだこれからですね。
ここ数年は2部に定着してる感がありますがWBAはプレミアでもおなじみのクラブ。昇格してアンフィールドに帰還なんてこともあるかもしれません。
そしてなんといっても彼はリヴァプールのレジェンドですから。レジェンドマッチでも声がかかるハズ。10年後くらいに会いましょう。