さよならジャン&フラノ

2018-06-09

連日、補強の話題が盛り上がりを見せていますが、来る人いれば、去る人あり。
フェキルの確定報道を今か今かと待ちわびていたところ、先に寂しい報せが。
愛すべき二人のレッズ戦士が、契約満了に伴いクラブを離れると公式から発表がありました。

エムレ・ジャン

やはりクラブを離れる意志は固かったようですね。
ユルゲン・クロップを始めとする首脳陣は、度々説得を試みたようですが、ジャンの気持ちを変える事は出来ず。

まだ正式な発表はありませんが、新天地は恐らくユヴェントス。

人間関係に悩んでいた様子は無いし、ナビ・ケイタが来るといっても出場機会はいくらでもあるでしょう。
お金の問題でも無さそう。
正直なところ、リヴァプールの何がダメだったのかは、よく分かりません。

やっぱりタイトルかなあ・・・
リーグ制覇の難易度はユヴェントスの方が遥かに低そうだけど、リヴァプールだっていずれは・・・

まあ、決まってしまったものは仕方ありません。
勝手な想像だけど、ジャンってあまり一つのところに長くいたいタイプではないのかもしれませんね。

かなり早い時期から移籍の意志はあったのでしょう。

批判を浴びた事は一度や二度ではありません。痛みに耐えながら出場していた時期もあったといいます。
それでもリヴァプールのために全力でプレーしてくれた事に、感謝したいと思います。

そのメンタルの強さなら新天地でもうまくやっていける事でしょう。
ただアッチもポジション争いは楽じゃないと思うぞ!?

ユヴェントス。今後、CLで対戦する機会がるかもしれませんね。
その際はお手柔らかに。

ジョン・フラナガン

ジャンとは対照的に、彼はリヴァプールに残りたくて仕方がなかった事でしょう。
アンフィールドの近くで生まれ、アカデミーで育った生粋のリヴァプールっ子。

次世代の主力として期待を集めた時期もありましたが、怪我の影響が大きかったか。
プレシーズンの動きを見る限り、構想外・・・なのでしょうね。
復活を期し、リヴァプールで開幕を迎えるも出番は殆ど無し。
それでもメルウッドで常に明るく振舞っている姿が印象的でした。

冬にレンタル移籍し、リヴァプールに戻る事が無いままに退団。切ないですね。
スカウサーが活躍出来ずに、クラブを去るという事が続いているだけに尚の事。
しかしプロの世界ですから。
地元出身という事だけで生き残れる程、甘いものではありませんね。

新天地はスティーブン・ジェラード率いるレンジャーズという説も。
CLの切符を得るには少々時間がかかるかもしれないけれど、ジェラードのパイプでクラブ同士の関係が近づく可能性は大いにありそうです。
プレシーズンで対戦する事はあるかもしれません。
アンフィールドに戻って来る事があれば、KOPは温かく迎えてくれる事でしょう。

二人とも大きな事を成し遂げる前にクラブを離れます。レジェンドと呼ぶには足りないかもしれない。
しかしKOPの心には長く留まり続ける事でしょう。

You’ll Never Walk Alone.

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