壮絶!アーセナル戦

投稿者: | 2017-12-23

やはりこのカードは荒れるのでしょうか。
早朝に行われたプレミアリーグ第19節、アーセナルとの一戦は3-3のドロー。
両者譲らずアグレッシブな展開の乱打戦となりました。
リヴァプールとしてはもったいない勝ち点の落とし方をした形ですが、これぞプレミアリーグとも言うべき、怒涛の試合展開となりましたね。

がっぷりよつの前半

引いて守り勝つという哲学など存在しない両チーム。
キックオフとともに激しいせめぎ合いが展開されます。
中盤でのボールの奪い合いが続く、手に汗握る攻防戦。

そんな中、アクシデントが・・・
ジョーダン・ヘンダーソンが負傷。これはハムッたか?
プレー続行不可能。交替でジェームズ・ミルナーがピッチへ。

序盤でキャプテンを失う痛手。しかし攻撃の手を緩めないリヴァプール。
フェリペ、コウチーニョ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネだけでなく、ミルナー、エムレ・ジャン、アンドリュー・ロバートソンらが、積極的に仕掛けていきます。

サイドを駆け上がったサラー。クロスが相手に当たり、ちょうどフワッとした優しいボールが中央へ。
そこに走りこんでで来たのはコウチ。

1-0。

これはさすがのぺトル・チェフも対処しきれず。

コウチのヘッドは珍しいですね。

勢いづいたリヴァプール。フィルミーノのシュートは僅かにバーの上。ネットが揺れたので入ったかと思った・・・。
フィルミーノもガッツポーズしかけてました。

前半終了間際にはサラーのシュートをチェフが弾いたボールを、マネが抜群の身体能力を活かしたバイシクルシュート。
しかし決めきれず。

マネ、フィジカルは万全のように思えますが、どうも調子が上がってきませんね。

1-0で前半終了。ゴールこそ少なかったものの、見どころ満載の45分でした。しかしもっと取れたな・・・

5分間の悪夢・・・後半

後半に入ってもリヴァプールペース。
サラーが二人がかりで止めに入る相手選手を翻弄。
相手の足に当たり弾道が変わったシュートはゴールの左隅へ。

2-0。

1点目といい相手に当てるのすら狙ってるのかと思いたくなります。

うな垂れるチェフ。「こんなんどうしろっちゅんだ」ってところでしょうか。

これは勝ち試合か。しかし油断してはいけません。何故ならリヴァプールだから。

ほらね。まず1発目。
クロスに反応し後から走りこんでくるアレクシス・サンチェスをジョー・ゴメスは捉えきれず。ヘッドでやられました。

2-1。

ゴメス、ここまで奮闘していましたが、油断があったのでしょうか。

その直後には変な弾道のミドルが飛んできます。

2-2。

凄かったけど、シモン・ミニョレも油断してたかな~。

3点目は気付いた入ってました。
なーんかあっさり崩されたっぽいぞ。

2-3。

3失点にかかった時間は僅か5分足らず。またやっちまった逆イスタンブール。1点取られると一気に崩れるクセ、なんとかしたいですね。

これは負けパターンか~?
しかしこの日のリヴァプールは違いました。
フィルミーノの放った強烈なシュートはチェフがさすがの反応。
しかし後ろに弾かれたボールは、美しい弧を描き、ゴールに吸い込まれていきます。

「あ、入ったわ。」といった反応のフィルミーノ。

ゴールの瞬間こそ油断してましたが、すぐにこのキメ顔。ゴール後にここまで男前なフィルミーノは珍しい。

アウェイですが勝ち点3を狙いにいくユルゲン・クロップ監督。
試合終了間際には古巣対決となるアレックス・オックスレイド=チェンバレン投入。

待ってました!
さあ、漢に・・・いや真のリヴァプールの選手になって来い!
ブーイングの中、元気にピッチイン。しかし時間が足りなかったか、そのまま試合終了。

チェンバレン、ブーイング喰らいに出てきたようなもんでした。おつかれ。

3-3。
壮絶な試合になりましたね。両チームのポンコツっぷりが生み出した結果だと思いますが、これぞプレミアリーグというようなハラハラドキドキの展開でした。

試合後には元チームメイトと健闘を讃えあうチェンバレン。スポーツとはかくも素晴らしい。
中立の立場で観ると面白いんでしょうね~。中立では。

ファンの立場からするとメッチャ勝ちたかったわい!

あんたらも美しい光景演出しちゃってるけど、反省点だらけだかんな!

勝ちたかった、本当に勝ちたかった。しかしアウェイのビッグマッチで勝ち点1を持ち帰れたので、最低限の事は出来たのではないでしょうか。
プレミアリーグはここから後半戦。マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、チェルシー。前半戦で悔しい思いをしたビッグマッチが待っています。この試合の鬱憤はヤツらにぶつけてやりましょう!

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