まさかこんな展開になるとは…
3日、ホーム・アンフィールドで行われた19-20シーズン・チャンピオンズリーグ・グループステージ第2戦、ザルツブルグとの一戦は4-3でリヴァプールの勝利!
誰が予想したでしょうか。壮絶な乱打戦の末、ギリギリで勝利を手にしました。
前半
先手を取ったのはリヴァプール。10分になろうかという頃でした。
サディオ・マネのドリブル突破。ペナルティエリア内でロベルト・フィルミーノとのワンツー。抜け出し冷静にGKの位置を見て流し込みました。
1-0。
かつてザルツブルクに所属していたマネ。恩返し弾です。
フィルミーノがノリノリで近寄るも…
古巣への気遣いからか、お祈りのみ。お約束の真似はありませんでした。
ザルツブルクもアンフィールドの雰囲気に臆せず積極的に攻めてきます。迎え撃つリヴァプール守備陣は、久々の先発のジョー・ゴメスがやや不安か。
足速いからなんとかなってるけど、なんちゃらルーレット的なくるりんぱ結構怖い。
しかし、やはり全体の流れはリヴァプール。
中央に切り込んだアンドリュー・ロバートソンから、ジョーダン・ヘンダーソンへ。モハメド・サラーとのワンツーの後、大外を駆け上がるトレント・アレクサンダー=アーノルドへ。
低い弾道のクロス。走りこんだのはロボ。
2-0。
実に珍しいサイドバックの二人による得点です。
Robbo can’t get an assist if he’s scoring ???????? #CleverTrent pic.twitter.com/jJLiiXy2nY
— Trent Arnold (@trentaa98) October 2, 2019
慎ましかったマネとは対象的にキャッキャする二人。
わっしょーい!
さらに攻め立てるリヴァプール。サラーにも何度か決定機が訪れるも、決めきれず。ちと不調か。まー大丈夫大丈夫。毎年この時期はそんなもん。
と思ってたら。
ビルヒル・ファン・ダイクの後方からのボールがロボ、マネと繋がりクロス。飛び込んだフィルミーノのヘッドは、GKに弾かれるも、こぼれ球に反応したサラー。きっちり押し込みました。
3-0。
3トップ躍動。ザルツブルクを蹂躙します。これはワンサイドゲームになるか?
しかし、前半も終わろうかという頃、気の緩みか、1点返されました。
3-1。
あークリーンシート達成出来なかったのは残念だけど、大丈夫大丈夫。
3-1で前半終了。
後半
1点くらい取られたって全然大丈夫でしょって思ってましたよね。多分選手も。
引き続き、めっちゃ気が緩んでたみたいです。
なんかサクサクッと2点取られた。
3-2。
からの
3-3。
同点じゃん。
ミナミーノ。
どうしたことか。イマイチ元気の無いアンフィールド。ひよってんのか!?
落ち着かないゴメス。珍しくやられ気味のファン・ダイク。髪の毛にもまとまりがありません。
たまらずジェームズ・ミルナーを投入するリヴァプール。試合を落ち着かせてくれ!
続いてディボック・オリギ。そうだ、こういう時に仕事するのは君だ!
お。結構いい動きしてるんじゃないか?
成長してるぞ。
しかし…
今求めてるのはそれじゃない。
基本消えてていいから、ここぞという時に決めてくれ!
サラーの放ったクロスの弾道の先で待ちかえるオリギ。違う!満を持してとかオリギじゃない!
嗚呼、案の定。クロスに飛距離が足らず、カットされてしまいました。
サラーのクロスがダメだったんじゃない。オリギが待ち構えるとか柄にもない事するからだ!
それが証拠に。
カットされたボールをすかさず奪い返すファビーニョ。
ヘッドで前に送るフィルミーノ。そしてサラー。
4-3。
値千金。今回はオリギではなく、エースがエースとしての仕事を果たしました。
クロスがクソだったのはオリギが、珍しくいい位置にいてビビッたから。きっと。
なんとかリードを奪うも、ザルツブルクの果敢な攻めにヒヤヒヤしっぱなし。早く終われ~。
終盤、ナビ・ケイタを投入。交替で少しでも時間を潰そうっていうセコい時間稼ぎだけではありません。持ち前のヌルヌルした動きで、しっかり時間を使ってくれました。
そして試合終了の笛。
4-3で試合終了。
久々に寿命が縮みましたね。サクサクっと勝って、体力を温存して週末へってハズだったんですが。思わぬ苦戦を強いられました。ザルツブルク強かった。
あの、選手の皆様。お疲れのところ申し訳ありませんが、週末には難敵レスターとの一戦が控えております。引き続きよろしくお願いいたします。