
最後やられちゃいましたね。
早朝、バンク・オブ・アメリカ・スタジアムで行われたプレシーズンマッチの第5戦、ドルトムントとの試合は1-3で敗戦。
アメリカツアー初戦。これまでとはレベルの違う相手との対戦。やはり簡単にはいきませんね。

一撃!前半
立ち上がりは両者探り合いといった様相。アダム・ララーナは好調をキープしているようですが、なかなか決定機が作れません。

若い選手達は苦労しているようですね。
そんな中で光っていたのがカーティス・ジョーンズ。
プレシーズン開始当初から際立ったものを見せていましたが、ドルトムント程の相手にも通用するとは驚きです。
シュートまで持っていけないなら、やっぱアレですね。元気の源。セットプレー。
ショートコーナーからアンドリュー・ロバートソンが放ったクロスは、ビルヒル・ファン・ダイクにドンピシャ。
Mighty header from @VirgilvDijk! 💪💥
Next up in the #ICC2018, @ManCity at the @MLStadium (26th July, 1.05am KO BST). Watch live on @LFCTV and @LFCTV GO: https://t.co/MwNy34KVHd pic.twitter.com/30FVnGBHGD
— Liverpool FC (@LFC) 2018年7月23日

1-0。
これはドルトムント為す術無し。ダメでしょ、ファン・ダイク野放しにしちゃ。
ロボとファン・ダイク。今シーズン更なる活躍が期待される二人の、ホットラインです。
途中、ジョエル・マティプ負傷退場のアクシデント。交代でジョー・ゴメスが入りました。マティプは怪我の多さが心配ですね。
退屈という程ではありませんが、少々間延びした展開。
ディボック・オリギには迷いを感じますね。
プレシーズン開始当初は出番が無かったものの、前の試合で初登場すると、いきなりゴールを決めたラザル・マルコヴィッチ。体が重そうではあるものの、積極的にプレスを仕掛ける等、おやと思わせる動きもありました。
去就が気になる一人です。
ラファエル・カマーチョは固さはあれど、積極的な飛び出しゴールを狙うシーンがあり、いいアピールが出来たのではないでしょうか。
しかし、最後のところが・・・
アタッカー陣は控えの層が少々気になるところ。若手には奮起してもらいたいですね。
ボコられ後半
例によってメンバー大幅入れ替え。
しかしアクシデントによって急きょピッチに入ったゴメスはそのままです。ゴメスも心配。怪我の連鎖は避けたいところですね。
ナビ・ケイタ、ダニエル・スタリッジが攻撃にリズムを生み出します。
ジェームズ・ミルナーの惜しいミドルシュートなどもあり、得点の気配濃厚。
クロスに合わせたドミニク・ソランケ。
タイミングは完璧でしたが、体の向きがおかしかったか、ほぼ真横に飛んでしまったシュートは、力なくゴールラインを割ります。
この試合、クロスにだいぶ工夫しているようでしたね。
ショートコーナーも効果的でした。(ドルトムントのクロス対応がポンコツだった説あり)
新たな攻撃パターンが確立されようとしているのでしょうか。
ただ最後、合わせるヤツがなー。ソランケ頼むぞ。
ベン・ウッドバーンのインターセプト。おお吹っ飛ばした。相手痛んでます。逞しくなったもんです。そこからスタリッジ。
シェイ・オジョへ完璧なパス。抑えたいいシュートで、決まったかと思いましたがGKナイスセーブ。弾かれたボールはクロスバーに直撃します。入らんか~。
ケイタが気色悪いくらいに色んな所に現れ、ボチボチ点入りそうと思ってたら、逆にやられちゃいました。
自陣エリア内で交錯。PKの判定。んー、厳しくない?
やっちゃったのは誰?
あーラグナル・クラヴァン。
そーいやチラチラ目には入っていたけど、プレシーズンマッチで、まだ一回もいじってなかったな。
よう!今年もよろしくな!
さて何かと注目されているロリス・カリウス。
止めればヒーローですが・・・
さすがに厳しいか。クロップご執心のクリスティアン・プリシッチに決められました。
1-1。
同点に追いつかれただけ。さあ、勝ち越すぞ。
ソランケのパスに反応したアルベルト・モレノ。
つま先でちょこんと触れたボールがゴールキーパーの頭上を・・・越さなかった!
わかる!やりたい事はわかる!
サラーとかが得意なヤツ!
GKを嘲笑うかのような・・・嘲笑えなかった!
転々とゴールに・・・転がり込まなかった!
気持ちはわかる!攻撃はいいんだよ、攻撃は!
スタリッジから気迫を感じますね。激しいボディコンタクトも厭いません。
ヘディングでの競り合い。ちょっとバランスを崩したか・・・
あ。
オワタ。
ピッチに倒れ込みます。
長い付き合いだ。分かるよ・・・
これはシーズン絶望コース。
もはや彼のリヴァプールでの未来は閉ざされてしまったか。お別れを言う覚悟を決めなくては・・・
倒れたままのスタリッジ。痛ましい・・・
・・・って。
プレー続行!?
おいおいおい!スタリッジ転がってんじゃん!
確かに見慣れた光景かもしんないけどさあ・・・止めろよ!なんて薄情な連中なんだ!
すっかりスルーされ、一人でジタバタするスタリッジ。しばらくすると「しょうがねえなあ」みたいな感じで立ち上がり、プレーに復帰しました。
あれ、いけんの?
演技?
もしかして流行りのネイマールチャレンジ?
だったらもっと大げさにやらないと。やるならちゃんとやって!
すっかり騙されたけど、ピッチレベルではバレバレだったみたいです。
KOPはスタリッジがちょっと立ち止まっただけでも、ヒヤッとしちゃうのが習性みたいなもんですからね。
その直後、ウッドバーンがシレっといいシュート。先輩の迫真の演技をスルーしての攻撃優先。メンタル強いかもしれません。
全体的にリヴァプールペースでしたが、終盤、やられました。ドルトムントの高速カウンター。
最後はプリシッチに決められました。
1-1。
残り時間はあと僅か。追いつけるか?
いや、逆にやられました。
またしてもプリシッチ。
左サイドを崩されシュートまで持っていかれます。
一旦はカリウスが弾くも、ボールが飛んだ先には相手選手。詰められ失点。
1-3。そのまま試合終了。
終了間際の2失点。前半にも不用意なクリアがあり、カリウスに批判が集まっています。
うーん、クリアはともかく失点はそんなにですかね。
どちらかというとモレ・・・
つくづくGKとは難しいポジションです。
前の2試合では、後半途中からアカデミーのGKが投入されていましたが、この試合はカリウスがフル出場。
試されていますね。アリソンが来たら正GKの座を明け渡すことになるけど、チャンスが無い訳ではない。
このアメリカツアー、頑張ってもらいましょう。
そしてアリソンが合流したら、一旦心を落ち着けて、再出発ですね。
カリウスを叩くのではなく、ドルトムント、特にプリシッチを讃えましょう。
いやードルトムントさん、オタクいい若手持ってますねー。
でも間違いを犯しました。プリシッチはクロップが獲得を熱望している選手。目の前であんなパフォーマンス見せちゃっていいんですか?
あのオッサンは一度目を付けた選手に対しては本当にしつこいですよ~。KOPでも軽く引いてるくらいです。

ほら、ロックオン。
これは確実にいってますね~。
獲得は来夏?今冬?もしかして今夏?
やりかねませんね~。
本当に、本当にしつこいから、そのつもりで。