これぞリヴァプール!
8日早朝、ホーム、アンフィールドで行われた18-19チャンピオンズリーグ決勝トーナメント準決勝2ndレグ、FCバルセロナとの一戦は4-0でリヴァプールの大勝利!!!!
絶望的な状況を跳ね返し、2年連続の決勝へのチケットを手にしました!
スタメン
絶対絶命の状況の中、ユルゲン・クロップが選んだ11人!
🔴 #UCL team news 🔴@RhianBrewster9 named in the matchday squad for the first time this season. Oxlade-Chamberlain ruled out as a precaution due to a slight muscle strain. https://t.co/FkXEPiCEta
— Liverpool FC (@LFC) 2019年5月7日
はい!救世主枠はディボック・オリギに決定しました!
残り数分くらいで大仕事してください。
あとの90分くらいは消えてても、それでチャラ!
とはいえ、3、4点くらいは必要なので準救世主枠はジェルダン・シャチリでお願いします。
んで、その二人は前線でボサッとしたてりするかもしんないから、サディオ・マネにはフル回転してもらいましょう。
そして、ビルヒル・ファン・ダイク間に合って良かったー!
前半
1点でも取られたら相当厳しい状況になるワケですが、いきなりガンガン仕掛けますね。
ヤケクソとかそういう感じでは全然無く、結構効いてます。バルサ、パスがズレがち。
アンフィールドの雰囲気も大いに影響している事でしょう。
フェリペ・コウチーニョはもちろん、ルイス・スアレスにも容赦の無いブーイング。てか、バルサの選手全員にブーイング。
ああ、コッチは色々溜まってんだよ。
その説は色々とお世話になりました!
試合が動いたのは開始直後。
ジョエル・マティプのロングフィードはクリアされるも、クリアボールの方向がなかなか気が利いてました。
マネがカットすると、ジョーダン・ヘンダーソンへ。
エリア内に整えられた壁をすり抜けシュート。
GKに阻まれるも、弾かれたボールの先・・・
あら、そこにいたのオリギ。
押し込んだ!
1-0。
意外な選手が先制点をもたらしました。
ごめんよー!最後の方しか仕事しないかと思ってたー!!
気合入りすぎて、なんか噴射したっぽいヘンド。
行ける!
アンフィールドの熱量が一気に上昇。
しかし、バルサもさる者。リオネル・メッシ。やっぱ怖い。確実に、枠内に飛ばしてきますね。
アリソンの好守で、難を逃れます。
コウチもそれっぽいシュートが1本もありましたが、そこもアリソン。
スアレスも怖いけど、立ちはだかるファン・ダイク&マティプ。
アンドリュー・ロバートソンもバチバチやり合ってます。
ロボも時々、かましますからね。キレキャラ対決といったところでしょうか。
中盤では、ファビーニョが大車輪。イエロー喰らっても、まったく臆する気配がありません。
ファン・ダイクのスルーパスに、マネが抜け出しクロス。カットされるも、ロボが拾って強烈なシュート。
ブロックされたけど、強烈でした。
かなりハイテンションで進行する試合。ヘンド、傷んだか?膝?ダ、ダメなヤツか?
気合で立ち上がりました。終わったかと思った・・・
さらにロボも。こっちもど根性。立ち上がりました。
そして、中央付近でヘンドからボールを受けたロボ。ゴールまでは結構遠い。
左サイドには、いい位置にジェームズ・ミルナー。
しかし打った。
相手選手に当たったシュートは、かなリ際どいコースでした。
ロボ、のってます。
追加点は奪う事が出来ずも、上々の展開。1-0で前半終了。
バルサにも決定機がいくつもあり、何度か死んだかと思いましたが、大逆転に望みを繋げました。
後半
問題無かったかのように見えたロボでしたが、後半のピッチにその姿は無く、交替でジョルジニオ・ワイナルドゥム登場。
ミルナーが左サイドバックに回る緊急フォーメーションで、残り45分を戦う事に。
プラスの要素なんて一つも無いようにも思えましたが、これがああで、こうで、あんな事になるなんて!
ジニの浮き球のパスに、マネが飛び出しあわや決定機。
交替で入った選手が、大仕事をするのか?
しましたね~!
トレント・アレクサンダー=アーノルドがボールを奪われるも、即座に奪い返し、ドリブルで前進。低い弾道のクロス。走りこんだのはジニ。
強烈なシュート。GK反応してましたが、ぶち抜きました。
2-0。
その直後。
ファン・ダイクが押し切るようなタックルで奪ったボールが繋がると、ファビーニョがドリブルで前へ。
オリギにスルーパス。エリア内でクルッと回って、逆サイドのジェルダン・シャチリへ。
一旦、ミルナーに戻し、再びシャチリ。
おお、どんだけ繋がるんだ!?
からの。
クロス。
ジニのヘッド。
3-0。
オリギ、シャチリ、ジニ。急遽出場した3人が大活躍。
シャチリは怖いミスもあったけど、この際全部チャラ!
盛り上がって参りました!
一方、ひっそりとピッチを後にするコウチーニョ!
ああ、もうそれどころじゃないわ!
アーノルドが得たCK。キッカーはシャチリか。
ゆっくりと歩いてコーナーへ・・・と思ってたら、アーノルド。
あ、オリギ空いてんじゃん。
そう思ったっぽいです。
まだ準備が整っていないバルサの意表を突く、速いボール。
明らかにオリギもビックリしてました。しかし、良く反応した!
4-0。
誰もが驚いた事でしょう。
シャチリなんて、自分が蹴ると思ってたのが、ちょっと下向いてる間に、ボール動いてて、顔上げた時にはゴール決まってんだもん。ワケ分かんなかったことでしょう。
バルサ呆然。熱狂するアンフィールド。
さあ、このまま世紀の大逆転劇を!
敵陣深く、ボールを持った相手に向かって突進するヘンド。
気の緩みは無いようです。
終盤、力尽きたか、ピッチに座り込むオリギ。
まさか、これほどの大仕事をやってのけるとは。お役御免でしょう。
最後の方に出てきて美味しいとこ持ってくヤツだなーと思ったら、チャチャっと仕事して早退ってパターンもあるのか。いずれにしてもGJ。
交替でジョー・ゴメス。
出た!恐怖の守備固め。どこまでもファンの寿命を削っていくスタイル。
さらに90分を回ろうかという頃には、シャチリに替えダニエル・スタリッジ。
強度とか強度とか強度とか!!
た、耐えてくれ・・・
AT5分!?
KOPの寿命はそこまで持つのか・・・?
粘れ~~~
必死にファールをアピールする、ファビーニョの表情は完全にヤクザ!
死に物狂いでボールをキープするミルナー。なんとか加勢しようとするジニ。
スタンドにはよく分かんないTシャツ着たモハメド・サラー!
なんか笑ってるし!
勝てそうなんか?いけるんか?
そうか、もう試合が終わるのか。
激闘の終わりを告げる笛。
4-0で試合終了。
・・・勝った。
世紀の大逆転劇、成る!
感極まるジニ。
アーノルドも絶叫。
ミルナーの目には涙が。
途中で退いた選手も、ベンチに入っていなかった選手も、そしてクロップも。皆で喜びを分かち合います。
NEVER GIVE UP。仲間達、そしてKOP達への強烈なメッセージでした。正直、試合中に見かけた時はダッセエなと思ってゴメンよ、サラー。
そして並んでYou’ll Never Walk Aloneの合唱。
We Are Liverpool.
This Is Anfield.
さあ、決勝!忘れ物を取りに行こうか!