幸運のオレンジ

2018-02-17

敵地で5-0と圧勝したチャンピオンズリーグ、ポルト戦。
この試合、リヴァプールはオレンジ色の3rdキットを身に纏い戦っています。

クラシカルなデザインがカッコいい1st、斬新で攻めたデザインの2nd。印象的な今シーズンのユニフォームですが、3rdはオレンジなだけで割と普通。
オランダ代表カラーと言う事で、発表当時、ビルヒル・ファン・ダイクをおびき出すための策略なんじゃないかという陰謀論が囁かれ、なんとなくネタ感すらあった3rdですが、実は縁起がいいんじゃないかと話題になり始めています。

圧倒的成績

オレンジ色の3rdキットを身に纏い戦った試合、実に素晴らしい成績を残しているんです。
6試合で5勝1分、24得点、失点はわずかに4。圧倒的です。
3rdキットでの戦い、ちょっと1試合ごとに振り返ってみましょう。

vs NKマリボル(7-0)

リーグ戦でドローが続き、嫌な空気が漂っていましたが、それを吹き飛ばす圧勝劇。
疫病神などと揶揄されていたアレックス・オックスレイド=チェンバレンが、リヴァプール初ゴールを決めています。オレンジのご利益か?

vs ウエスト・ハム(4-1)

チェンバレンがスタメン、しかも希望していたセンターでのプレイが実現。ゴールも決めています。
そしてシモン・ミニョレが初のキャプテンを任された試合です。
ちなみにこの試合の後、不調のウエスト・ハムは監督を解任しています。

vs ストーク(3-0)

ターンオーバーを用い臨んだこの試合。またしてもチェンバレンがスタメン、キャプテンはミニョレです。そしてドミニク・ソランケがリーグ戦初スタメン。
イエローカードが乱れ飛ぶ、落ち着かない展開でしたが、途中出場のモハメド・サラーの2得点などで、終わってみれば完勝でした。

vs アーセナル(3-3)

3rdキットで唯一勝てなかった試合。
しかし激しい試合展開で、客観的に見るとプレミアリーグの醍醐味が詰まった非常に面白い試合だったんじゃないでしょうか。
勝ちたかったけどインパクトは抜群でした。

vs サウサンプトン(2-0)

前線の破壊力は相変わらず。ロベルト・フィルミーノとサラーの絶品コンビネーションが光りました。
そしてオレンジが似合うファン・ダイクの活躍もあり、2-0のクリーンシート。安定した試合運びで勝ちきるという、非常にらしくない大人の戦い方が出来た試合でした。

vs ポルト(5-0)

不調気味だったサディオ・マネ、復活のハットトリック。サラー、フィルミーノもゴールを決め、前線3人そろい踏み。守備でも、サウサンプトン戦から続き、安定感が見られました。
なおマネはチャンピオンズリーグの週間最優秀選手に選ばれています。

改めて圧倒的な成績です。しかも強いだけじゃなく、節目となるような出来事も多い。

ちなみに今シーズン、公式戦の4敗はすべて1stキットを着用しています。
あらら。ま、まあ着る回数が多いし仕方ないでしょう。
2ndは3回しか着用していません。全部勝ってるけど、影薄いですね。
オレンジ、確かに縁起いいかも。

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