思いがけず完勝しちゃったアーセナル戦

2017-08-28

日本時間午前0時よりホーム、アンフィールドで行われたアーセナルとの一戦は4-0でリヴァプールの勝利。
この結果には正直驚いています。大量点の予感はしていましたが、それは両チームにとっての事。
これほど一方的な展開になるとは・・・圧巻の完勝劇。一体何があったのでしょうか。

押せ押せの前半

CLプレーオフから中3日という事で、ある程度メンバーを入れ替えてくると予想していましたが、変更があったのは試合前から欠場の情報があったGK、シモン・ミニョレに替わるロリス・カリウスと、軽度の負傷を抱えるトレント・アレクサンダー=アーノルドに替わり、右サイドバックに入ったジョー・ゴメスの2名のみ。
ベストメンバーに近い布陣です。

立ち上がりからリヴァプールペースか。アーセナルはサディオ・マネ、モハメド・サラーのスピードに対応し切れません。
サラーが決定的なシーンを迎えますが、ペトル・チェフの好セーブに阻まれゴールならず。
守備はお粗末なようですが、ザルの網目をすり抜けたところで、百戦錬磨の守護神が立ちはだかります。
まさに最後の砦。

一方、アーセナル。
移籍問題の結論は出ていないようですが、とりあえず出てきたアレクシス・サンチェス。
何故、今出てくるのか!?コウチーニョを見習え!
モチベーションは低いのかも知れませんが、いるだけで怖い男です。

乱打戦の予感・・・
先制点を奪ったのはリヴァプールでした。
ゴメスのクロスを、ロベルト・フィルミーノがヘッドでヘッドで叩きつけます。
1-0。

なおアーセナルはここまで枠内シュート0。

前の試合ではパンツのゴムに手を掛けるというキワどいパフォーマンスを披露したフィルミーノですが、今回はややセーフティに、しかし意味不明でヘンチクリンなダンスを披露。そしてキレが無い。

プレーの面では一切迷いが無く、主軸として活躍するフィルミーノですが、パフォーマンスにはどうも迷いが感じられます。
やっぱり脱ぎたいのでしょうか?

一点だけではもちろん安心できません。
ゴメスとデヤン・ロヴレンが早い時間帯にイエローカードを食らってしまいます。
まーたお前ら・・・
やはり不安な守備。前半のうちにもう1点欲しいところです。

引き続き猛攻を仕掛けるリヴァプール。
2点目は2本の美しいパスが通ってからの、強烈なマネのシュート!
これはもうどうしようも無いでしょう。

ゴール後のパフォーマンスはエアギター。やや照れがあります。マネもパフォーマンスに関しては迷いがるのでしょうか・・・そーいえばセネガルダンスはどうした!?

その後もリヴァプールが攻め続ける一方的な展開。不安だった守備陣も尻上がりに調子を上げていきます。
2-0で前半終了。

なおアーセナルはここまで枠内シュート0。

やっぱり押せ押せな後半

後半に入り、ややペースダウンした感はあるものの、やはりリヴァプールが優勢な展開。
この試合はエムレ・ジャン、ジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドルムの3人も素晴らしい出来でしたね。
開幕戦で低調だった3人が揃って調子を上げてきたようです。

攻守に渡って試合を支配。主にアーセナル陣内で試合が進んでいきます。

なおアーセナルはここまで枠内シュート0。

そういえばカリウス元気かな・・・?

全然シュートが飛んでこないので暇人のカリウス。たまーに来るバックパスの処理で判断を誤り、無駄に評価を下げてしまいます。
そりゃあねえ、皆が敵陣内で楽しそうにやってるのに、一人だけ仲間はずれ。する事ないんだから集中力続きませんわ。

カリウスは昨シーズンの序盤もこんな感じでしたね。攻撃陣がイケイケ過ぎてする事無し。
たまにミスるとそれが、やたら目だってしまう。ちょっと気の毒です。

サラーがボールを奪い独走。そのままシュートまで持ち込むと、さすがのチェフも為す術無し。
3-0。
追いかけるDFの前を走りコースをブロック、サラーを援護したマネもお見事でした。

アーセナルは選手交代に活路を見出しますが、リヴァプールのDF陣は集中していました。
序盤、少々不安だったロヴレンとゴメス。後半は堅実に守ってくれました。
ジョエル・マティプは賢く強い。まさに守備の要。
そしてアルベルト・モレノがまともに守備をしている!

アーセナルの攻撃陣に仕事をさせません。

なおアーセナルはここまで枠内シュート0。

カリウスにも仕事させません。

攻撃の手を緩めないリヴァプール。
トドメは交代で入ったダニエル・スタリッジ。
サラーのクロスをヘッドで合わせて4-0。
さあタコダンスで締めだ!と思ったら、あれ?踊らない。フィルミーノ、マネに続き、彼もパフォーマンスに迷っているのでしょうか。

もはや完全に勝負あり。何が起きようと勝利は覆らない状況。
そんな中、試合終了間際にいい位置でフリーキックを与えます。いつものお約束タイムですが、この日をリヴァプールはちょっと違いました。
険しい表情で指示を出し、壁を調整するヘンド。なんと頼もしい姿でしょう。正にキャプテン。

ヘンドのリーダーシップが功を奏してか、大したピンチにならず切り抜けます。

なおアーセナルはここまで枠内シュート0。

そして試合終了。

結果、アーセナルは枠内シュート0。

カリウスどんまい。

4得点は想定の範囲内でしたが、クリーンシートはまったく予想していなかった。
アーセナルの出来の悪さに依る部分もかなりあるとは思いますが、しかしリヴァプールは強い!
フィールドプレイヤー全員が出色の出来でした。
まあカリウスは次がんばってくれ。

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