ドラマティック復活なバーンリー戦

2018-01-03

最高のお年玉です。
昨日深夜に行われたプレミアリーグ第22節、バーンリーとの一戦は2-1でリヴァプールの勝利!
2018年最初の試合、劇的な形で勝ち点3を手にする事が出来ました!
内容?そんな事はどうでもいい。年末年始、難しい試合が続きました勝ち切れました!これは実に大きい。

色々あってこのメンバー

過密日程のクライマックスともいうべき、新年1発目。ただでさえ疲労が蓄積されている上に、色々あって新鮮なスタメンとなりました。

ここまでリヴァプールの攻撃を牽引してきたモハメド・サラーは負傷により欠場。
ここは昨シーズンの攻撃を牽引していたサディオ・マネの復調に期待したいですね。

フェリペ・コウチーニョも負傷のために遠征に帯同していないようです。うん。負傷。それ以外には何もない。何も無いからな!
ロベルト・フィルミーノは疲労を考慮してか、ベンチスタートです。この状況下でフィルミーノにまで離脱されたら堪ったもんじゃありませんからね。

ドミニク・ソランケ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンにとってはチャンス。頑張ってもらいましょう。
そして今シーズン、初スタメンのアダム・ララーナ!頼もしい男が帰ってきました。

最終ラインではさすがにアンドリュー・ロバートソンも休ませた方がいいという判断か、ジョー・ゴメスとトレント・アレクサンダー=アーノルドを同時に起用してきました。
そしてキャプテンはシモン・ミニョレ。ミニョレがキャプテンでも驚かなくなってきました。

とにかく固かった前半

堅守を誇るバーンリー。ホント堅い。
ララーナが頑張ってるけど、弾き返されます。
そしてしたたかにカウンターで反撃してきます。あーこれ苦手なヤツじゃん。
ライン大丈夫か?ミニョレ手を上げてアピール。うーんちょっとオフっぽい。まあ枠外で事なきを得ます。
ただDF陣怖い。

チェンバレンの強烈ミドルは相手キーパーが好セーブ。雨で水吸ったボール。ドスっと重い音が。痛そう。無理しなくていいぞ。

その直後。まー雨なのによーく頑張りますますわ。バーンリーのカウンター。
あれれ、リヴァプールのDFがお留守。
何故だ!?雨なんだからおウチで大人しくしてなさい。
なんとかララーナがスライディングで食い止めます。

ララーナ、雨の中、ホントありがとう。

攻めてはいるんだけど、なかなか決定機は生み出せず。逆にバーンリーのクロスに苦しめられるシーンが目立ちます。
雨の中の戦い方はバーンリーの方が上手か?
前半終了間際、ラグナル・クラヴァンのロングフィードにマネが反応しますがコケた。リヴァプールのプレースタイルに、雨のピッチは大敵ですね。

0-0のまま前半終了。

ドラマティック!後半

後半に入っても滑ったり空振ったり、雨に濡れたピッチに苦しめられます。
ララーナからジョルジニオ・ワイナルドルムにいいクロスが入りますが、ヘッディングで放ったシュートは枠の外。
悔しそうに頭を抱えるジニ。てか痛くて頭抱えたのかも。

でも細かくパス繋ぐと、また滑ったりするからクロスだ。放り込んでこ。
アーノルドのクロスは相手に当たりコースが変わりますが、そこにいたのはマネ!

お足元の悪い中、クルッと反転。強烈なシュートをぶち込みました。
1-0。


この弾道。このグングン伸びる感じ、なんだか野球のホームランみたいだなと思いました。打った瞬間それと分かるってヤツ。

この体勢でよくあんなん打てたな。これぞマネ。

久しぶりの得点で喜び方を忘れたか?ちょっと恥ずかしそう。

思えば去年の一月、マネ不在が原因でヒドい目に遭いましたね。
今年はマネがいる!これできっと吹っ切れて復調してくれる!
サラーもそれほど重傷じゃなさそうだし、今年の一月は爆勝月間だ!
コウチがまた背中の痛みとか言い出しそうな勢いだけど、騒ぎが一段落したら戻ってくんじゃねーの?(信じる!)

2018年初ゴールがマネの復活弾とは幸先がいい!さあ勝つぞ!

ララーナがミドルを狙うも、相手が体を張ってブロック。でもいいぞ。打ってこ打ってこ。

続いてアーノルドの強烈ミドル!
残念ながら相手GKのビッグセーブに阻まれますが、これは素晴らしい。

さあさあ行くぜ!

クラヴァンが競り合い、ボールがこぼれたところに飛び込んで来たのは・・・

ん?誰コレ?

やられてんじゃーん!!!!

1-1。

しかも試合終了間際。

これはマズイ。
先制するけど土壇場で追いつかれ、勝ち越し点を奪えずそのままドローっていう、2017年によく見たヤツになってしまう。
なんとかして~2018年版リヴァプールを見せてくれ。

アディショナルタイムは4分。時計は93分を回ったところで得たフリーキック。最後のチャンスか。
キッカーはチェンバレン。

チェンバレン・・・加入当初であれば、ふかしてそのままタイムアップっていうオチしか見えなかったけど、ここ最近のチェンバレンは違うぞ。
真の英雄となれるか・・・

かなり距離はありましたが、優しい軌道のボールがエリア内に。デヤン・ロヴレンが相手ともつれ合いながも、なんとか折り返し、そこにいたのはクラヴァン
体を投げ出し飛び込むと、その自らの体と共に、ボールもゴールへ。

2-1。

チェンバレン、ロヴレン、クラヴァン。誰一人マトモなヤツがいない!今まで決して賞賛されてこなかった選手達が意地を見せてくれました。

このあまりに劇的なゴールに皆、大興奮。

この完全主役っぽくなってる濃ゆいイケメン二人。この人達ゴール決めてません。ロヴレンは頑張ったけど、エムレ・ジャンに関しては、得点に関与してなかったと思います。

そして真の主役が胸倉掴まれるという異常事態。

はいはい。宴もたけなわではありますが、ボチボチお開きの時間です。

2-1で試合終了。

ユルゲン・クロップ監督もこの結果に大興奮。マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたチェンバレンをガッチリとハグ。
後ろのゼリコ・ブバチも相当興奮したのでしょう。髪が乱れてます。

このドラマティックな展開、久しぶりですね。
2017年、点を取るときはやたら取るけど、ここ一番の勝負を決める1点というのが取れなかったリヴァプール。
しかし2017年最終戦、そして2018年初戦と苦しい展開の中、貴重な1点を奪い勝利を手にする事が出来ました。チームの底力を見た思いです。
従来の爆発力に加え、しぶとさも身に付いてきたのではないでしょうか。

2018年初戦。ここからが非常に楽しみになる勝利でした。

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