大珍事?なセビージャ戦

2017-11-23

早朝にホーム、アンフィールドで行われたチャンピオンズリーグ、セビージャとの試合は3-3のドロー。
アウェーでドロー。結果だけ聞くと悪くないようにも思えますが、なんというかねえ・・・。
あまりにも大味だった試合内容。突っ込みつつ振り返ってみますか。

大珍事な前半

立ち上がり。リヴァプールはコーナーキックを獲得。
うーん、CKはねえ。あんまり期待してなかったら・・・いきなり!

ジョルジニオ・ワイナルドルムが流したボールを、ファーにいたロベルト・フィルミーノが蹴りこんで先制!

フィルミーノはこの前もCKから決めましたね。CKからは全っ然、可能性を感じないリヴァプールでしたが、苦手意識を克服しつつある?

幸先良く先制するものの、その後はセビージャにいいようにボールを回される苦しい展開。
絶対絶命のピンチを迎えますが、ロリス・カリウスが辛うじて触ったシュートはポストに当たり失点を免れます。

出る試合が殆どリヴァプールが圧倒的に攻め込む展開で、ずっと暇人だったカリウスにとってはようやく巡ってきた見せ場。

よくやったぞ!やっと本当のカリウスに出会えた気がします。

ピンチを脱したリヴァプール。再びCKを獲得。今度はフィルミーノが流したところにサディオ・マネのダイビングヘッド!

2-0。

CKから2点。珍しい事もあるものですね~。
2点とも典型的な長身の選手が跳んでズドン!ではなく、低い位置から。もしかして無理に競り勝とうとするからダメなんでしょうか。CKの攻め方を見出しつつある?

さらに追い討ちをかけるリヴァプール。マネが突っ走って放ったシュートは相手GKが辛うじて弾きますが、詰めていたのはフィルミーノ。余裕なんだか、余程うしろが気になったのかなんだか分かりませんが、何故かノールックでシュート。
おいおい、気抜くなよ。(後半へのネタフリ)

ともあれ、ちゃんと決まって3-0。

失点してもおかしくないシーンは何度もありましたが、なんとか凌いで3-0で前半終了。
CKからの2点、カリウスの見せ場と珍事が続いた前半でした。

大珍事?な後半

前半だけで3-0。
これは勝ったか?なーんて油断してはいけません。
開始早々、アルベルト・モレノが不用意なファール。嫌な位置でフリーキックを与えてしまいます。

はい~、いつもの。お約束を忠実に遂行して3-1。

これで分からなくなったか・・・いやいや、まだ2点差あるし、大丈夫でしょ。

そらにその直後、またしてもモレノ。エリア内で相手の足を踏んでしまいPK献上。3-2。
んー・・・確かに踏んだけど、倒れたのはわざとらしくない?

これで1点差。で、でもさすがにねえ・・・

あ、待って。これ本気で危ない。守備大崩壊。ヘタすりゃ逆転もあるぞ。
たまらず動くユルゲン・クロップ。
守備に安定をもたらしてくれそうな人、総動員で逃げ切りを図ります。
ジェームズ・ミルナー、エムレ・ジャン。
2人。
ええ、総動員です。ベンチに守備得意そうなの2人しかいませんでした。

モレノに替わり左サイドバックはミルナーが担当。
SBミルナー。
結局、落ち着くべきところに落ち着いたというか・・・本当にありがとうございます!

ミルナー先生のお陰で試合が落ち着き、なんとか逃げ切れそうな雰囲気になってきました。しかし・・・

ATなっが!!!

うわぁ、これいつものパターンだよ・・・

CK与えちゃいました。

はい。

3-3。

Mission complete.

キレーにお約束が決まりました。
3-0から追いつかれなんて、しかも終了間際の失点だなんて、珍しい事も・・・

いや、リヴァプール的にはちょいちょいあるヤツでした。
別に珍事じゃないです。
むしろリヴァプールあるあるじゃないかくらいの勢いです。

ちなみに3失点全部セットプレーでしたが、これもリヴァプール的には普通。
あ。セビージャさん、もし良かったら一緒にセットプレーの守備練習しません?

3-0が安心出来ないってのを、地球上で最も理解してるのはKOPだと思うんですよ。

でも、まさか・・・
まさか・・・ね・・・

起きるんですねえ。

確かにモレノはクソでした。
でもあんだけいいようにボール回されたのは中盤がクソだったってのもあるんじゃないですかねえ。

途中から出てきたジャン、悪い癖の怠慢なプレーが散見されました。

キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンはこんなでした。

みんな反省!(ミルナー以外)

ちなみに試合後のミルナー先生。

(本人じゃないパロディアカウントだけど・・・)

早く!早く紅茶もってこい!
そしてKOP全員、ミルナー先生に土下座だ!!

「あの・・・よろしければ、またやっていただけませんでしょうか?」

ま、モレノも次がんばれよ。

突破お預け

勝てば余裕のグループステージ1位通過だったワケです。

「もしかて次、ウッドバーンとか観れんじゃね?フラノにもチャンスあり!?」

なーんて思ったりもしましたが、甘かったー!すこぶる甘かったー!!

ま、リヴァプールですから。余裕なんて有り得ない。いつもギリギリ。

とはいえ、3位のスパルタク・モスクワとは勝ち点差は3。得失点差めっちゃ離れてるし、余裕余裕。よっぽどの大敗じゃなきゃ大丈夫じゃーん、と思ってたらそうでも無いらしいです。

CLは得失点差より、直接対決の結果が優先されるらしいです。モスクワには前回引き分け。負けた場合、勝ち点で並ばれ対戦成績は1分1敗。アウトです。

へーえ、よく出来てますね~CL。リヴァプールファンがそんな事、知るわけ無いじゃ~ん。

グループステージ最終戦、アンフィールドでのスパルタク・モスクワ戦。そこで決まります。どうやら引き分け以上で突破が確定。
ホームで引き分け以上。まだ圧倒的に有利な事には変わりありません。
大丈夫!きっと大丈夫!

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